トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2021/11/10 16:22
11月下旬発売

ティアック、MM型フォノアンプ内蔵ターンテーブル「TN-350-SE」

編集部:松永達矢
ティアックは、フォノイコライザーアンプ内蔵のアナログターンテーブル「TN-350-SE」を11月下旬から発売する。価格はオープンだが、市場では税込49,280円前後での実売が予想される。

「TN-350-SE」

33 1/3回転と45回転に対応する2スピードベルトドライブ式のターンテーブル。プラッターはアルミ・ダイカスト製、回転は高トルクのDCモーターと耐久性に優れたゴム製ベルトによって行われる。なお、「TN-350」とは異なり、USB端子デジタル出力は搭載されない。

筐体部は美しい木目の天然木突板に多層塗りを施した光沢仕上げの一体型設計を採用。主要なパーツをマウントするコア材には高密度MDFを使用することで高い剛性と制振性を確保したという。脚部インシュレーターについては、ラバークッションを介してコア材にアルミ削り出しの金属製シェルを固定。優れた振動吸収特性により、高いハウリング・マージンを実現しているとのこと。

背面端子部

アーム部はユニバーサル式のスタティックバランス型S字トーンアームを採用することで、ユーザーの好みに応じてユニバーサル式ヘッドシェルやカートリッジに付け替えが可能。トーンアームとヘッドシェルの接点部には、酸化に強い金メッキを施すことで接点部での信号劣化を抑えるなど、細かな部分にまで配慮しているという。また、適正針圧の微調整が可能なカウンターウエイトや、アンチスケーティング調整機構、アームリフターなども備える。

アーム部はカウンターウエイトや、アンチスケーティング調整機構などを備える

装備されるフォノイコライザーはMM型カートリッジに対応し、オペアンプには新日本無線製のオーディオ用高音質オペアンプ「NJM8080」を採用する。また、audio-technica製MM型カートリッジ「AT100E」が標準で装備されており、組み立ててすぐにアナログレコードを再生することができる。

付属品としてラバーシート、ドーナツ盤用アダプター、カウンターウエイト、ダストカバー、オーディオケーブル、ACアダプターなどを同梱する。外形寸法は420W×117H×356Dmm(突起部含む)。質量は約4.9kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB