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公開日 2020/09/04 16:11
320万円/税抜・ペア

ウィルソン・オーディオ、ブランド最小スピーカー「Sabrina」をフルモデルチェンジ。最上位機の技術継承

編集部:平山洸太
(株)ステラは、同社が取り扱うWilson Audioのフロアスタンディングスピーカー「Sabrina X」を9月10日から受注開始する。価格は3,200,000円(スタンダードカラー/ペア・税抜)。スタンダードカラーは、ギャラクシーグレー、クオーツ、カーボンの3色。またアップグレードカラー(3,400,000円/ペア・税抜)としてアイボリー、ダイヤモンドブラック、クリムゾンレッドを用意する。

「Sabrina X」(クリムゾンレッド)

同ブランドの最小フロアスタンディングスピーカー「Sabrina」がフルモデルチェンジ。「Daryl Wilsonが率いる新生ウイルソン・オーディオの技術と魂が十二分に注入された意欲作」として、「小型とは思えない雄大なベースサウンド」「広大なサウンドステージ」を実現したと説明している。

エンクロージャーには、「鋼鉄のような強度とずば抜けた振動吸収性能を併せ持つ」というコンポジット材 X-Materialを採用する。前モデルではフロントバッフル面とボトムプレートにのみ同素材が採用されていたが、Sabrina Xではすべての面に採用した。

また、キャビネット形状はバッフル面を傾斜させることで、正確なタイムアライメントを図った。レーザーによる振動解析技術でブレーシング(補強)を効率的に配置して共振も低減。エアーベントはリアパネルに直接フライス加工することで、複雑な通気口の形状が可能になり、ミッドレンジ帯域に発生する付帯音を抑制している。

直接フライス加工されたエアーベント

クロスオーバー回路には、フラグシップモデル「Chronosonic XVX」で初採用された、専用のカスタムコンデンサーを搭載。ダイナミックレンジがさらに大きく拡大し、より細かな解像度でディテールを再現できるとする。

3ウェイ構成で、ウーファーには「SASHA DAW用」に開発された8インチ径セルロース・パルプコーン・ドライバーを採用する。ミッドレンジには5.75インチ径コーティングセルロース・パルプコーン・ドライバーを搭載。トゥイーターには、限定生産の最高峰モデル「WAMM Master Chronosonic」用に開発されたソフトドームツイーター Convergent Synergy MK5を採用する。

ポートダクト/端子/スパイクなど、キャビネットに取り付ける構成部品はすべてアルミニウムからの切削加工によって製作する。研究をもとに、ポートダクトはポートノイズを低減させる形状、端子のノブは手で締められる簡便性と強固なコンタクトの両立を可能にする形状を追求。またスパイクは、振動エネルギーの不可逆移動性(メカニカルダイオード)を実現するという。

金属製パーツを採用

外形寸法は310W×1030H×390Dmm(スパイク装着時)で、質量は51kg。再生周波数帯域は31Hz - 23kHz、許容最小アンプ出力は50W。また定格インピーダンスは4Ωで、能率は87dBとなる。

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