トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2016/07/22 18:26
最新モデル「UNO XD」の試聴レポートを「Net Audio」誌に掲載

アバンギャルドのスピーカー群が新しいXDシリーズに進化

季刊・Net Audio編集部
エソテリック(株)が輸入・販売するドイツのハイエンドスピーカーブランド「アバンギャルド」は、開口部180度の独自のスフェリカルホーンを採用したホーンシステムのスピーカーにより、多くのオーディオマニアを魅了してきた。

そして、今回3世代目となるXDシリーズが登場し、ラインアップが一新された。新しいラインアップはUNO XD、DUO XD、DUO MEZZO XD、DUO PRIMO XD、そしてTRIO CLASSICO XD/TRIO XDとウーファー関連のモデル3機種となる。

Avantgardeのスピーカーシステム「UNO XD」¥3,500,000(ペア・税抜、標準色:艶消しホワイト/ブラック・写真)*ゼブラーノ、タイガーローズウッド ¥3,700,000(ペア・税抜)、ホーンは10色のスタンダードカラーを用意

最も手頃なモデルとなる「UNO XD」について進化ポイントを紹介しよう。

まず大きな変更点はサブウーファー部のXD-1000と名付けられたパワーモジュール。2×500Wのパワーアンプ部とデジタルサウンドプロセッサーから構成され、入力はスピーカー端子、XLR端子から選択できる(トランス受け)。

DSP部はクロスオーバー周波数、遮断のスロープ、肩特性(リンクウィッツ、バターワース、ベッセル等)、そして10バンドのパラメトリックイコライザー機能を持っている。操作は本体のディスプレイの他、パソコンでも設定が可能となっている。

そして、ミッドレンジとトゥーターのドライバーも変更されている。

スピーカーシステムの心臓部であるミッドレンジドライバーには、ボイスコイルの動きを均一にコントロールするため、強力なダブルマグネットアッセンブリーを採用。新しいソフトメッシュ・ファイバーグリッド・ドームは、安定性の高いグリッド(格子)構造の繊維を専用に開発。ミクロンレベルの繊維の隙間は、伸縮性の高い独自の特殊樹脂素材でコーティング。

強靭なグリッド構造と伸縮性の高い裏地の組み合わせにより、分割共振を低減し、高周波歪みを吸収している。公称インピーダンスは18Ωで、スフェリカルホーンとの組み合わせによって圧倒的な高能率と駆動のしやすさを実現している。

また、トゥイーターホーンドライバーは、独自のハイインピーダンス・ボイスコイルを採用し、ダンピングファクターを向上させ、スピーカーケーブルの影響を低減。静電型スピーカーを彷彿とさせるスムーズな音色、1インチホーンドライバーの力強さを併せ持つという。

このような、大きな進化を遂げたアバンギャルドの新しいXDシリーズは、より大きな注目を集めるに違いない。

なお、UNO XDに関しては、7月19日に発売となった「Net Audio vol.23」にて、詳細な概要と試聴レポートを掲載している。ぜひ、ご覧いただきたい。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB