最初にプレイしたのは『Forza Motorsport 2』だ。このゲーム、いわゆるレースゲームなのだが、そのグラフィックの美しさには度肝を抜かれる。実在するスポーツカー、スポーティーカーから車種を選べるシステムはレースゲームではお馴染みだが、車種ごとのアップグレードやチューニングなどパーツのカスタマイズまでが実装されている。
レース中のグラフィックの美しさは折り紙付きだ。例えば夕日の差す3ステージ目「Silverstone National
Circuit」を「2002 Mazda RX-7 Sprit R type-A」で走ってみよう。すると、シルバーのボディに夕日が差す鈍い光が、角度によって滑らかなグラデーションを描き出す。路面からの陽光の反射の具合と、地に落ちる影の滑らかさもリアルの一言。もう一つ感心したのがエンジン音のリアルさで、スタート時のエンジンの爆音はもちろん、走行中、背後に付けた敵車の位置感までしっかりと把握できる。体に響く低音の心地よさといい、この方向感の再現性といい、ぜひ大画面とサラウンドシステムで体験して欲しいタイトルだ。
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『Forza Motorsport
2』のゲーム画面。実写と見まごうばかりの美麗さには驚かされる |
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ボディへの周囲の景色の映り込みや、影の表現のなめらかさに注目。Xbox
360の高い演算処理能力が感じ取れる |
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