発売前にさっそく音出しデモ

<TIAS>アキュフェーズ、新プリ「C-2150」と新パワーアンプ「P-4500」披露

公開日 2018/11/16 15:11 編集部:小野佳希
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ハイエンドオーディオブランドが集う東京インターナショナルオーディオショウ 2018(TIAS 2018)が開幕。アキュフェーズは、新ステレオプリアンプ「C-2150」と新ステレオパワーアンプ「P-4500」の存在を明らかにした。

デモシステム

プリアンプ「C-2150」は11下旬に50万円、パワーアンプ「P-4500」55万円(いずれも税抜)で12月上旬発売予定。もちろん両モデルともイベント期間中に実際の音出しデモを体験することができる。

C-2150

プリアンプ「C-2150」は、エントリーモデルながら新たにANCC(Accuphase Noise and distortion Cancelling Circuit)を採用することで音質向上を図った製品。ゲインの異なるアンプの組み合わせで音量をコントロールする音量調整システムAAVAにANCCを導入することで、一般的なボリューム位置でのノイズ性能の改善に成功したという。

ライン5系統、バランス2系統、レコーダー1系統と入力端子が豊富な点も特徴で、別売のオプションボードを挿入すれば、アナログレコードやデジタル音楽信号の再生も行える。

電源部は左右独立構成で、大容量・高音質カスタム・フィルター・コンデンサーをエントリークラスとして初めて搭載。これによって「セパレートアンプならではの世界を味わえる表現力に満ち溢れた音質に仕上げた」としている。

「P-4500」は、上位機の技術を惜しみなく投入したというAB級ステレオパワーアンプ。信号入力部をディスクリート回路で構成し、信号入力部22dB、電力増幅部6dBのゲイン配分により、121dBのSN比(ゲインMAX字)を実現している。

P-4500

大型トロイダルトランスと50,000μFのフィルターコンデンサーによる電源部や、3段ダーリントン接続による4パラレルコンプリメンタリープッシュプル構成の電力増幅部を採用。これにより定格出力500W/1Ωを実現している。

また、バランスドリモートセンシング技術を投入しているほか、プロテクション回路に抵抗値の低いMOSFETスイッチを採用。これによってダンピングファクター700を達成している。

ブリッジ接続に切り替えれば、出力4倍の大出力モノフォニックパワーアンプへのアップグレードも可能だと説明。そのほか、スピーカー端子のショート事故を防ぐ新たな保護回路も搭載するなどしている。

そのほか「A-75」「DP-750」の内部パーツなども披露

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