日本でも正式発売。実売13万円前後

Questyle、フルディスクリート純A級アンプ搭載ハイレゾDAP「QP1R」

公開日 2015/12/26 12:02 編集部:小野佳希
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(株)Jは、中国Questyle Audio Technology社製品の取り扱いを開始。第1弾として、フルディスクリート純A級アンプを搭載したポータブルハイレゾプレイヤー「QP1R」を2016年1月21日より発売する。ゴールドとスペースグレイの2色を揃え、価格はオープンだが13万円前後での販売が予想される。

QP1R

最大DSD128(5.6MHz)のネイティブ再生に対応するポータブルオーディオプレーヤー。PCM系は192kHz/24bitまで対応している。ヘッドフォン祭(関連ニュース)やポタフェス(関連ニュース)で参考出展されていた製品が正式発表された格好だ。

DACにはCirrus Logic CS4398を採用し、内蔵ストレージ容量は32GB。128GBまで対応のmicroSDカードスロット2基を備えている。バッテリー容量は3,300mAhで、後述のようにフルディスクリート純A級アンプを搭載しながらも10時間の連続再生を実現した点も特徴のひとつ。

スロット部

アンプ部はICチップを使わないフルディスクリート構成を採用。同社が持つ据置型オーディオシステムのノウハウと技術を結集し、ひとつひとつ最適なトランジスタを組み合わせるフルディスクリート構成のポータブル化に成功したという。

内部構造

独自の電流コントロール技術により、ポータブルプレーヤーとして業界初だという純A級動作を採用。発熱量と消費電力が多いために通常は据置型オーディオシステムのみで採用されてきた純A級動作をポータブル機に投入することに成功した。

こうした仕様にしながらも、独自の電流コントロール技術で高音質と省エネを両立したと同社では説明。これにより、上記のように10時間の連続再生時間を実現させたという。

本体は一体成型アルミ削り出し。剛性を高め、不要な共振を抑えるよう配慮している。また、ガラス部はキズに強いゴリラガラスを使用。さらに片手にスッポリと収まるようにサイズを調整したエルゴノミクスデザインを採用している。

出力端子には3.5mmのイヤホン出力と光デジタル出力(3.5mm)を装備。出力インピーダンスは0.15Ωで、最大300Ωまでの機器に対応。「インイヤーモニターや大型ヘッドホンでも気持よくQuestyleサウンドをお楽しみいただける」としている。

イヤホン端子と光デジタル端子を装備

対応する音楽ファイル形式はWAV、FLAC、ALAC、APE、AIFF、ADPCM、LPCM、MP3、WMA、WMA Lossless、OGG、AAC、DFF、DSF。THD+Nは0.0006%で、外形寸法が約65W×133.5H×15Dmm、質量が214g。

【問い合わせ先】
(株)J
TEL/044-789-5924
MAIL/info@audio-j.co.jp

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  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドQUESTYLE AUDIO TECHNOLOGY
  • 型番QP1R
  • 発売日2016年1月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)
【SPEC】●記録媒体:内蔵メモリー32GB、microSDカード ●対応フォーマット:WAV/FLAC/ALAC/APE/AIFF/ADPCM/LPCM/MP3/WMA/WMA Lossless/OGG/AAC/DFF/DSF ●出力端子:ヘッドホン(3.5mm)、光デジタル(3.5mm) ●THD+N:0.0006% ●出力インピーダンス:0.15Ω ●連続再生時間:10時間 ●外形寸法:約65W×133.5H×15Dmm ●質量:214g