通常アップデートではWindows8.1互換性向上など

アイ・オー、NAS「RockDiskNext」β版アップデートでDSFの曲情報表示などに対応

公開日 2013/11/21 15:05 ファイル・ウェブ編集部
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アイ・オーデータ機器は、オーディオ用に特化した設計を採用し、“挑戦者”ブランドで展開するNAS「RockDiskNext」(関連ニュース)のアップデートを実施。Windows8.1互換性向上を中心とした通常のアップデートに加え、DSDのDLNA配信におけるメディアサーバー機能を更新したβ3版ファームウェアの提供も開始した。

RockDiskNext

通常のアップデートでは、Windows8.1、Internet Explorer11の互換性を向上。リモートアクセスの有効/無効機能も追加されるほか、GUI上で任意のフォルダへドラッグ&ドロップでファイルアップロードが可能になる。また、メディアサーバーでファイルを再スキャンする際にサーバーを停止しないよう変更される。

β3版ファームウェアでは、10月から配布していたDSD対応のβ版ファームウェアに、DSFの曲情報(アルバム名、アーティスト名、曲名)表示対応などの機能を追加。パイオニア製AVアンプなどDSD再生の互換性向上も図ったほか、その他メディアサーバー関連の互換性も向上するという。

.dffファイルが表示されるのは「フォルダ表示」のみで、ALUBMやARTISTなどには分類されないが、.dsfについては今回のβ3版から新たにファイルに楽曲情報が含まれる場合は分類されるようになる。

パイオニアAVアンプ「SC-LX87」ではDSD 2.8/5.6Mbps 2ch .dsf/.dffの再生を確認済み。なお、標準設定では、音楽ファイルは「Music」フォルダに保存するよう案内している。

また、制限事項としてDFF/.DSFのジャケットイメージ表示や、.DFF形式の曲情報表は示できない。また、.DFF/.DSFで楽曲の再生時間が誤表示となる場合がある。

β版ファームウェアは開発中のものあるため、動作保証およびサポートはなされない。また、β版へのアップデート後は、以前のファームウェアにバックデートすることができない。また、β版ファームウェアをアップデートしてもバージョン情報は公式バージョン「20131021」で表示される。

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