“Reference 501”シリーズ新モデル

ティアック、192/24対応のA4サイズプリメイン「AI-501DA」

公開日 2012/10/18 15:58 ファイル・ウェブ編集部
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ティアック(株)は、“Reference 501”シリーズの新モデルとして、192kHz/24bit対応のプリメインアンプ「AI-501DA」を11月上旬に発売する。価格は102,900円(税込)。

AI-501DA(ブラック)

AI-501DA(シルバー)

192kHz/24bit対応のUSB端子(B type)1系統を備え、PCオーディオ用途としてデスクトップにも設置しやすいよう配慮しA4サイズの筐体を採用したプリメインアンプ。ブラックとシルバーの2色で展開する。

同軸デジタル入力(1系統)も192kHz/24bit対応で、96kHz/24bit対応の光デジタル入力も2系統搭載。そのほか2系統のRCAステレオライン入力端子も装備している。そのほかアシンクロナス(非同期)モードにも対応している。

背面端子部

デジタルパワーアンプには、ノルウェーABLETEC社のALC0180を採用。低消費電力と高音質、さらに本格的なスピーカーを駆動できる高出力をあわせもつスマートなオーディオシステムを模索した結果として同製品を採用したといい、68W/chという高出力を実現しながらも、55W(最大時)の低消費電力を実現している。なお、待機時消費電力は10W、パワーセーブモード作動時は0.2W。

D/Aコンバーターはバー・ブラウン製のPCM5102を採用。32bit処理が可能なDACで、USB入力だけでなく光、同軸のデジタル入力信号もこのD/Aコンバーターによってアナログ化される。アナログ回路部においても高音質を実現できるパーツセレクトを行っているといい、従来製品で定評あるオペアンプ、電解コンデンサーを採用している。

電源部にはトロイダルコアトランスを採用した他、整流回路にショットキーバリアダイオード(SBD)を採用。一般的なダイオードによる整流回路では整流ノイズの発生が音質に対して悪影響を与えるが、SBD採用の場合はこの整流ノイズの発生を抑えられるため、よりクリーンで安定した電源の供給が可能だという。

ヘッドホン出力には、オペアンプを各チャンネルに1基使用。合計2基搭載することで高音質化を図っている。また、ファンレス設計として静音性にも配慮している。

トップおよびアウターサイドパネルに採用されたアルミ材が、強固なスチール製のシャシーを覆うフルメタル筐体を採用し制振性に配慮。また、しっかりとしたトルクのあるアルミ製ボリュームノブ、確実な操作を感じられるトグルスイッチなど操作部にも同社のこだわりを投入。リモコンからのボリューム操作も約1.5dB単位という細かなボリューム調節が行える。

本機のリモコン

そのほか、2連指針式レベルメーターを搭載。部屋の照明に合わせて明るさを調節できるディマー機能も搭載している。

また、スピーカー接続端子も大型の端子を採用し、バナナプラグに対応するだけでなくAWG8対応。電源ケーブルも着脱式となっており、3Pインレットタイプであるため高品位なケーブルへ換装することもできる。

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドTEAC
  • 型番AI-501DA
  • 発売日2012年11月上旬
  • 価格¥102,900(税込)
【SPEC】●最大出力:68W+68W (4Ω,20Hz 〜 20KHz,JEITA)、34W+34W (8Ω,20Hz〜20KHz,JEITA) ●デジタル音声入力:RCAx1、角型光デジタルx2、USB Type B (USB2.0準拠)x1 ●アナログ音声出力:RCAx2 ●ヘッドホン出力:6.3mmステレオ標準ジャック ●消費電力:55W ●外形寸法:290Wx81.2Hx264Dmm (突起物を含む) ●質量:4.0kg