11月発売/約30万円

アキュフェーズ、AAVA方式ボリューム・コントロール採用の新プリメインアンプ「E-260」

公開日 2012/10/09 17:35 ファイル・ウェブ編集部
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アキュフェーズ(株)は、上位機と同等の「AAVA方式ボリューム・コントロール」を搭載するなどしたプリメインアンプ「E-260」を11月中旬に発売する。価格は304,500円(税込)。

E-260

「E-250」をフルモデルチェンジ。上位機種の「E-560/E-460/E-360」と同じ「AAVA方式ボリューム・コントロール」を搭載した。

AAVAでは増幅部と音量調整器を一体化し、可変抵抗体を使用しないため、信号経路に機械的な接点が存在しない。このためSN比が高く左右の音量誤差やクロストークが少ないなどの利点がある。また、音量レベルをパネル中央のディスプレイ部に数値で表示するため、数値を確認して好みの音量で音楽を楽しめるようにもしている。

スイッチ一つでプリ部とパワー部を分離し、それぞれ独立して使用できる「EXT PRE機能」も搭載。このクラスのモデルでは初めての搭載となるという。

パワーアンプ部の構成にはインツスルメンテーション・アンプ方式を採用して信号経路をバランス伝送化。カレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能のさらなる向上を図っている。

出力段は、大電力オーディオ用パワートランジスターを使用したパラレル・プッシュプル構成。大電力容量電源トランスと大容量フィルターコンデンサーによる電源部によってこれらの動作を支えている。これにより、115W/4Ω×2、90W/8Ω×2という数値を実現するとともに、出力回路の見直しによりダンピングファクター200を実現して駆動力の向上を図った。

プリアンプ部は専用の電源回路を装備し、パワーアンプ部との干渉を防止。外来誘導雑音を受けにくいバランス入力端子を装備しているほか、入出力端子の金プレート化なども施している。

また、トーン・コントロール回路、コンペンセーターなどの音質調整機能、レコーダーへの入出力機能も装備。

入力端子はUSB(タイプB)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の3種類を装備。サンプリング周波数COAXIALが192kHz/24bit、USBとOPTICALが96kHz/24bitに対応している。また、別売で用意される、USB-DACとしても使える拡張ボード「DAC-30」やアナログ入力に対応した拡張ボード「AD-20」も使用できる。

スピーカー出力端子は2系統備え、バイワイヤー接続にも対応。またパワーアンプを1台追加してバイアンプ接続へアップグレードすることもできる。

そのほかサイドパネルにはアルミ素材を採用して外装をグレードアップさせたという。外形寸法は465W×151H×420Dmmで、質量が20.0kg。

【問い合わせ先】
アキュフェーズ(株)
TEL/045-901-2771

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドACCUPHASE
  • 型番E-260
  • 発売日2012年11月中旬
  • 価格¥304,500(税込)
【SPEC】●定格連続平均出力:115W/ch(4Ω)、105W/ch(6Ω)、90W/ch(8Ω) ●全高調波ひずみ率:0.05% 4〜16Ω負荷(両チャンネル同時動作 20Hz〜20kHz間) ●IMひずみ率:0.01%以下 ●周波数特性:POWERINPUT 定格連続平均出力時 20Hz〜20kHz -0.2dB、1W出力時 3Hz〜150kHz -3.0dB、HIGH LEVEL INPUT 定格連続平均出力時 20Hz〜20kHz -0.2dB ●ダンピングファクター:200(8Ω 50Hz) ●消費電力:245W(電気用品安全法) ●外形寸法:4465W×151H×420Dmm ●質量:20.0kg