独自思想「AWRAT」を採用

オンキヨー、「DIDRC」搭載で192/24対応のプリメイン「A-9000R」「A-9070」を日本でも投入

公開日 2011/10/06 19:57 ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨー(株)は、「DIDRC」回路や192kHz/24bit対応DACを搭載したプリメインアンプ2機種「A-9000R」「A-9070」を10月29日より順次発売する。

A-9000R ¥235,200(税込)10月29日発売
A-9070 ¥176,400(税込)11月中旬発売

A-9000R

A-9070

■独自の「DIDRC」回路と「AWRAT」思想を採用

両機種とも、192kHz/24bit対応のウォルフソン製DAC、および独自回路「DIDRC(Dynamic Intermodulation Distortion Reduction Circuitry)」を搭載したプリメインアンプ。IFA2011で展示されていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかにされた形だ。

A-9000Rの背面

機種ごとの詳細は後述するが、「A-9000R」がUSB端子搭載モデル、「A-9070」がUSB非搭載モデルという点が大まかな違い。「A-9000R」の対応OSはWindows 7(32/64ビット)/Vista(32/64ビット)/XP(32/64 ビット)SP3以降。

P-3000R」(関連ニュース)などで採用されてきた「DIDRC」回路を本機にも搭載。同回路は動的ノイズを抑制するためのもので、デジタルオーディオで起こる混変調歪ノイズの原因となるビートの発生メカニズムを究明したといい、「MHz帯までの圧倒的な増幅性能に優れ、1μ秒(100万分の1秒)という瞬時に最高1000Vにまで達する反応速度を併せ持ち、ノイズレベルも人間の聴覚の限界値(およそ-120dB)よりも遥かに低い-140dB以下に抑えられた画期的な回路」だとしている。

なお、MM/MC カートリッジ対応のフォノイコライザーとヘッドホンアンプにも「DIDRC」回路を搭載している。

独自の設計思想「AWRAT(Advanced Wide Range Amplifier Technology)」を採用。スピーカードライブ能力向上のためにNFB(Negative Feed Back)回路への依存を最小限に抑え、裸特性の改善に着目したパワーアンプ回路を開発するなどしている。

次ページ192kHz/24bit対応DACをL/R各チャンネルに搭載

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  • ブランドONKYO
  • 型番A-9000R
  • 発売日2011年10月29日
  • 価格¥235,200(税込)
【SPEC】●定格出力:140W+140W(4Ω、0.05%以下THD、2ch駆動時、20Hz〜20kHz、JEITA) ●実用最大出力:180W+180W(4Ω、JEITA) ●周波数特性:10Hz〜100 kHz/ +0 dB-1 dB (1W:LINE1)、1Hz〜250KHz/ +0dB -3dB 1W/8Ω ●S/N比:107dB(LINE、IHF-A) ●適応インピーダンス:4〜16Ω ●音声入力端子:デジタル×4(光×1、同軸×2、AES/EBU×1)、アナログ×4、フォノ×1、USB×1 ●外形寸法:435W×175H×435Dmm ●質量:18.5kg
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