卵型スピーカーのハイエンドモデルが進化

富士通テン、ECLIPSE TDシリーズの最高峰「TD712zMK2」を発売

公開日 2009/02/02 19:40 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
富士通テン(株)は、ホームオーディオスピーカー“ECLIPSE TDシリーズ”の新たな最高峰モデルとなる「TD712zMK2」と、ショートスタンドタイプの「TD712zMK2-S」を2月下旬に発売する。


「TD712zMK2-S」(左)と「TD712zMK2」(右)
・「TD712zMK2」(レギュラースタンド)/¥346,500(1本・税込)
・「TD712zMK2-S」(ショートスタンド)/¥325,500(1本・税込)

今回発売されるモデルは、2004年に同社から発売されたシリーズのトップモデル「TD712z」の後継モデル。タイムドメイン理論に基づいた高品位なサウンドと、シリーズならではの卵型フォルムを特徴としているが、今回のモデルでは内部容積を約20%アップさせた「新エッグシェル・コンストラクション」を採用する。卵形のラウンドフォルムを採用することにより、内部定在波や前面バッフルの角で発生する回折効果の抑制が図られているが、新しいモデルでは内部容積を拡大することで、再生周波数帯域を広げ、より豊かな音を実現したという。

本体には新開発の12cmフルレンジスピーカーユニットを搭載。振動板には軽量でありながら、高剛性と適度な内部損失を備え、素材固有の音色の少ないグラスファイバーを用いている。エッジ部分にはコルゲーションエッジを用い、ダンパーの構造を見直し、前後運動の対称性を向上、より正確なストロークを実現している。磁気回路はマグネットやボイスコイルを最適化し、ギャップの最小化を同時に行うことにより強化。磁束密度は前モデル比で約10%アップし、正確なサウンドを維持しつつ、パワーを向上させている。

スピーカー部とスタンド部は3本のスパイクと、オリジナルの特殊構造の固定ビスによりオール点接触を実現。徹底した制振を図るとともに、低音をタイトに引き締めている。リスニングポイントを手軽に調整できるよう、新たに角度調整機能も持たせた。これによりスピーカー部を上方向に0〜12度の範囲で調整することが可能だ。

【問い合わせ先】
ECLIPSE TDインフォメーション
TEL/0120-02-7755

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

新着記事を見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドECLIPSE
  • 型番TD712zMK2
  • 発売日2009年2月下旬
  • 価格¥346,500(1本・税込)
●ユニット:φ12cmフルレンジ ●再生周波数帯域:35Hz〜26kHz(-10dB) ●能率:84.0dB/W・m ●許容入力(定格/最大):35W/70W ●インピーダンス:6Ω ●角度調整:0〜12度●外形寸法:347W×989H×431Dmm ●質量(1本):25.0kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドECLIPSE
  • 型番TD712zMK2-S
  • 発売日2009年2月下旬
  • 価格¥325,500(1本・税込)
●ユニット:φ12cmフルレンジ ●再生周波数帯域:35Hz〜26kHz(-10dB) ●能率:84.0dB/W・m ●許容入力(定格/最大):35W/70W ●インピーダンス:6Ω ●角度調整:0〜12度●外形寸法:347W×601H×431Dmm ●質量(1本):18.0kg