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<ヘッドフォン祭>エミライ、エンジニアと音を作り上げる新TWSプロジェクト始動/iFi、FIIO、Ferrum各ブランドの新製品多数
本日4月25日に、東京駅そばのステーションコンファレンス5F/6Fにて開催されている「春のヘッドフォン祭 2026」。エミライのブースでは、FIIO、iFi audioの新製品のほか、「レコーディングエンジニアと音を作り上げる」新しいオーディオプロジェクト「NEXIEM Limited」が披露された。
1万円以下のポータブルオーディオ機器から、100万円超えのハイエンド機器まで、幅広いブランドの輸入代理店を務めるエミライ。今回はブランドを横断し、「ユースケース別」に製品を並べる展示ブースを設営した。
手前はデザインコンシャスかつ手軽なヘッドホンやDAP、その隣はFIIOの本格DAPやドングルDAC、その奥はデスクトップオーディオをじっくり体験したい方向けのテーブルを用意。反対側には、aurender、Ferrum Audio、Benchmarkとよりハイエンドなスタイルのオーディオを設置する。
「来場されるお客さんの興味関心に応じた試聴ができるようにブースを設営しました」とエミライのスタッフ。「代理店の役割として、メーカーの伝えたいことと、お客さんの求めるものの良き橋渡しでありたいと考えています。双方のお話をしっかり受け止め、日本市場の特異性などもメーカーにしっかり説明しながら、日本ならではのオーディオ市場の発展に力を尽くしていきたいです」と力を込める。
新製品として気になったのは、FIIOのデスクトップ再生システム「R7 R2R」と「K17 R2R」。近年のFIIOは既存のDACチップを使わず、自社で組み上げるディクスリートDAC製品に力を入れており、いずれも大ヒットした「R7」「K17」をベースに最新のR2R回路を搭載したもの。中低域の豊かなサウンドに一段と進化を感じられた。
またデスクトップ周りの機材をすっきり収めるために、モジュールで組み立てられる小型オーディオラックも参考出品。メタルの支柱と棚板で構成されており、スタック可能かつ、放熱にも配慮された仕様も魅力的。
Ferrum Audioからは初のネットワークトランスポート「BROEN」が登場。「WANDLA」や「ERCO」などと同一のサイズ・外観で、積み上げてもデザインが統一されている点もグッド。
VolumioのOSが搭載されており、ブラウザからでも操作できるので、PCやタブレットいずれからも再生できる。若干ブラウザの操作性はモッタリしているが、今後アプリで操作できるよう改善を予定しているという。さらりと肌触り良くも、音の情熱は熱く聴かせてくる印象だ。
また、エミライの自社ブランドNEXIEMからは、スタジオエンジニアと音を作り上げる新しいオーディオプロジェクト「NEXIEM Limited Studio Master Edition」を初披露。MEMSドライバーとダイナミックドライバーの2基構成となっている。
今回は、エイベックスのPrime Sound Studio formのメインエンジニア2人が協力し、それぞれが作成した音質チューニングA/Bを聴き比べできる環境を用意。来場者にアンケートを募り、どちらが良かったか、あるいは低域を増やす/減らすといった要望を踏まえて音質を練り上げていく新しい試みとなる。
浜崎あゆみを長年手掛けてきたエンジニアの森元浩二さんも来場、来場者の様々な声にしっかりと耳を傾けていた。
個人的なインプレッションとしては、Aはすっきり見通しがよく、Bは濃厚な密度感で、Bに一票。ただ、飛行機内や電車のなかなど、移動中に使うならば、Aの見通しの良さもアリかという印象だ。
聴き比べした方々の声として、A/Bで票が割れた他、もっと低域が欲しいと言った具体的な要望が寄せられており、ここからどう仕上がっていくかとても楽しみだ。クラウドファンディングの開始が予告されており、ユーザーとともに作り上げていく新しいオーディオプロダクトに期待したい。
































