公開日 2025/02/07 14:01

ファーウェイ、新旗艦TWS「HUAWEI FreeBuds Pro 4」。独自開発ドライバー搭載、ノイキャン性能も進化

ブラック/グリーン/ホワイトの3色
編集部:松原ひな子
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ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンの新フラグシップモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」を2月7日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は税込28,800円前後。カラーはブラック/グリーン/ホワイトの3色を用意する。

「HUAWEI FreeBuds Pro 4」

HUAWEI FreeBuds Pro 4は、ブランドの最先端技術を凝縮し、幅広い再生周波数帯域を実現した同社 “完全ワイヤレスイヤホンシリーズの最高峰” と謳うモデル。高音域用に独自開発のマイクロ平面振動板ドライバー、中低域用に11mm径クアッドマグネットダイナミックドライバーを搭載したデュアルドライバーユニットを採用する。

左からホワイト/ブラック/グリーン

装着した様子

またデジタルクロスオーバーテクノロジーを用いることで、2つのドライバーがお互いに干渉することなくそれぞれの周波数帯域を最適化するとのこと。再生周波数帯域は14Hz - 48kHzを実現した。

LDACコーデックに対応しており、HWAならびにハイレゾの2つの認証を取得。最大990kbpsの伝送ビットレートに対応する。LDAC再生は専用アプリ「HUAWEI AI Life」と接続して「音質を優先」設定を選ぶことで可能なほか、アプリではイコライザー機能も活用できる。

マイクロ平面振動板 + 11mm径クアッドマグネットダイナミック型によるデュアルドライバー構成

ノイキャン面では、シーンに合わせて切り替えられるダイナミック・アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、最先端の処理チップとアルゴリズムによって「ブランド最強レベル」のノイズ低減を実現したとアピール。飛行機の離着陸や電車での移動でも快適なリスニング体験が可能とした。

また、物理的なパッシブノイズキャンセリング性能においても、前モデル「FreeBuds Pro 3」と比較して約30%向上した。イヤーピース素材は素早く反発するソフトな形状記憶スポンジを新たに採用し、イヤホンを充電ケースに入れることで自動的にイヤーチップに合わせて最適なノイズキャンセリングパラメーターに適応する。イヤーチップのサイズはS/M/Lの3サイズを同梱する。

「ブランド最強レベル」のダイナミックANC

付属のイヤーチップ。デフォルトはメモリーフォームスポンジ製のMサイズ

通話面では、片耳3基のマイクと骨伝導VPUセンサーによるノイズリダクションに対応。ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムによってAIが話者の声と周囲の雑音との切り分けを学習することで、最大約100dBまでの大きな雑音、また風速10m/sの強い風切り音のなかでも通話が可能としている。

筐体デザインは前モデルから大きく刷新。イヤホン本体は弦楽器からインスピレーションを得ており、ステムにシルバーストリングをあしらって管楽器の弦を表現したとのこと。充電ケースはマットな質感のボディをゴールドで縁取り高級感のあるデザインに。ブランドの最先端技術を使用した精巧なセラミック加工で仕上げた。本体はIP54相当の防塵防滴性能を装備する。

最大約100dBまでの雑音、風速10m/sの強い風切り音のなかでも通話が可能

各種操作はステム部分を用いたタッチコントロールのほか、新たにヘッドコントロールをに対応。頷いたり頭を左右に振ったりすることで、手を使わずに着信の応答や拒否が可能だ。コントロールの割り当てやオン/オフは専用アプリからカスタマイズできる。

機能面では、2台のデバイスと同時接続が可能なマルチポイント接続に対応。Bluetooth Ver 5.2をサポートし、コーデックはL2HC/LDAC/AAC/SBCに対応する。連続再生時間(ANCオン/オフ)は最大5時間/7時間、充電ケースとの併用で最大23時間/33時間となる。

ストリングをあしらった本体デザインは弦楽器をイメージした

頷いたり頭を左右に振ったりすることで、手を使わず着信の応答/拒否ができるヘッドコントロールに対応

イヤホン本体(片耳)の外形寸法は約21.8W×29.1H×23.7Dmm、質量は約5.8g。付属品として、シリコン製(L/M/S/XS)/メモリーフォームスポンジ製(L/M/S)の2種のイヤーピース×各1セットなどを同梱する。

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