公開日 2009/03/04 20:12

東芝、“レグザ”C8000シリーズの説明会を開催 − Hシリーズ新モデルも参考出展

最も厳しい環境基準をクリア
Phile-web編集部
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(株)東芝 テレビ事業部 事業部長の大角正明氏とC8000シリーズ
(株)東芝は、本日発表した液晶テレビ“レグザ”C8000シリーズ(関連ニュース)の記者向け説明会を東京都内で行った。

■ハードディスク内蔵のHシリーズも省エネ化へ

C8000シリーズは、省エネ性能と高画質の両立を図った新シリーズ。倍速パネル搭載モデルでは、本日段階で業界トップの低消費電力を実現している。

レグザ C8000シリーズ

なお説明会場には、今回C8000シリーズが搭載した省エネパネルを装備したハードディスク内蔵モデルも参考出展されていた。同社テレビ事業部 商品企画部 参事の本村裕史氏によると、Hシリーズの新機種とのこと。47V/42V/37V型の3モデルが並べられており、発表は4月上旬を目途に調整が進んでいるという。価格や詳細なスペックについては明らかにされなかったが、本村氏によると「ほかにも色々と用意している」とのこと。続報をお待ちいただきたい。

Hシリーズの新型モデルも参考出展されていた

Hシリーズ新型機の側面に設けられたHDD部

C8000シリーズの詳細については、同社テレビ事業部 グローバルマーケティング部 部長の伊藤正之氏が説明。同氏はまず、「動画応答性を改善する倍速機能と省エネ液晶パネルの採用で、画質を追求しながら省エネ対応も勧めた」と製品のコンセプトを説明。

同社テレビ事業部 グローバルマーケティング部 部長の伊藤正之氏

そのための方策として、発光効率の高い蛍光管を採用したことを紹介。搭載数についても削減し、37V型では従来の20本を12本に、42V型モデルについても従来の18本を12本に減らしたという。なお、32V型モデルは10本のままで変わらない。そのほか、新型フィルムによって従来は透過できなかった垂直方向の偏光を利用可能にし、光利用効率を向上。これらの工夫により、従来の輝度を維持したまま消費電力を大幅に減らすことに成功した。

C8000シリーズが搭載した省エネ液晶パネル

なお、同社の昨年モデルCV500シリーズとの比較では、42V型で29%、37Vが型で20%、32V型でも19%の年間消費電力量削減を実現。なお、42V型モデルの「42C8000」は、すべての42V型薄型テレビの中で、現段階で最も年間消費電力量が少ない、127kWh/年を実現しているという。また、同社が1998年度に発売した32V型ブラウン管テレビ「32Z1P」と「32C8000」の比較では、「消費電力量は3分の1に、年間CO2排出量も約112kgを削減できる。年間電気代では、約7,108円の節約になる」と説明した。

昨年モデル比でも大幅に消費電力量を低減

10年前のCRTテレビと比べるとその省エネぶりがますます際立つ

■倍速、大型パネルで低消費電力を実現

最近になって各社薄型テレビの低消費電力化競争が過熱しているが、参考までに他社のモデルと比較してみると、シャープ“AQUOS"Dシリーズの32V型モデル「LC-32DE5」の年間消費電力量は66kWh/年。今回の東芝の「32C8000」は95kWh/年。また、ソニーの“BRAVIA"「KDL-32J5」は76kWh/年となり、同一サイズの単純比較ではAQUOSが最も低消費電力となる。ただし、AQUOS DシリーズとBRAVIA Jシリーズは倍速パネルではなく、サイズも32V型までしか用意されていない。大型モデルを揃え、かつ倍速に対応させながら低消費電力を実現したところが、今回のC8000シリーズの特長と言える。

なお、C8000シリーズに搭載された倍速技術「倍速・モーションクリア」は、ピクセル単位の動きベクトル検出、規則性のある動きをより広範囲に予測する「オブジェクト適応フレキシブル予測技術」など、同社のフラグシップモデル“Zシリーズ"に採用された技術と同じもの。さらに、すでにおなじみとなった、試聴環境や映像コンテンツに応じて最適な画質に自動調整する「おまかせドンピシャ高画質」機能も搭載している。なお、おまかせドンピシャ高画質の色温度調整は、1,024ステップで行っているのだという。

普及価格帯モデルながら「倍速・モーションクリア」機能を搭載

「おまかせドンピシャ高画質」機能も搭載している

また使い勝手の面では、HDMIの入力切り換えを高速化する「インスタポート」を業界で初めて搭載。さらに、リモコンでは「シンプルレグザリモコン」を付属。チャンネルボタンを大きくして視認性を高めた。さらにEPGには「レグザ番組表・ファイン」を採用したほか、番組視聴中に別のチャンネルの番組情報を見ることができる「ミニ番組表」も搭載する。

次ページ“福山効果”も手伝いシェアを伸ばすレグザ

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