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公開日 2009/02/04 18:20

フジフイルム、新開発CCD搭載のデジカメ“FinePix”「F200EXR」など発売

同社初のデジタルフォトフレームも登場
Phile-web編集部
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富士フイルム(株)は、新開発の「スーパーCCDハニカム EXR」を搭載した「FinePix F200EXR」などデジタルコンパクトカメラ2機種と、デジタルフォトフレーム「DP-70SH」の新製品3モデルを発売する。

■デジタルカメラ
FinePix F200EXR ¥OPEN(予想実売価格43,000円前後) 2月21日発売 


FinePix F200EXR。カラーはホワイトとブラックの2色

3.0型液晶ディスプレイを搭載
有効画素数1200万画素の1/1.6型 スーパーCCDハニカム EXRを搭載したモデル。新開発の撮像素子「スーパーCCDハニカム EXR」は、1つのセンサーで被写体にあわせて撮像方式を高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先の3通りの画像をキャプチャーできるのが特長だ。

CCDのカラーフィルターの配列を従来FinePixで採用していた「ハニカム配列」から斜め方向に同色の画素が隣り合う構造の「スーパーCCDハニカム EXR配列」に変更することにより、ノイズの少ない高画質な高感度画像とワイドダイナミックレンジの拡大を可能にした。また3つの高度な電荷制御技術を搭載することで、カラーフィルターからの情報をシーンに応じて切り替えることが可能となった。

その結果、最高感度ISO1600で暗いシーンでも室内照明の雰囲気や洋服の質感などをクリアに再現する「高感度・低ノイズ優先」、明暗差の激しいシーンでも白とびを抑え、なめらかな階調表現を実現する「ダイナミックレンジ優先」、有効画素数1200万画素の解像度を活用し、明るいシーンで髪の毛1本1本など細かなディテールを細やかに再現する「高解像度優先」の撮像方式を実現する。


スーパーCCDハニカム EXRの技術解説

ダイヤルをEXRにあわせるとEXR AUTOとEXR優先モードの設定画面が表示される
この新CCDの特徴を活かすため、本機には3つの撮像方式がシーンに応じて自動で切り替わる「EXR AUTO」機能と、ユーザーが録りたいイメージに応じて設定できる「EXR優先モード」という2種類の切り替えモードを搭載している。

「EXR AUTO」は、シーン認識機能によりカメラが被写体までの距離や明るさなどの情報をもとに、人物/風景/夜景/マクロ/逆光&人物/夜景&人物という6つのシーンを自動認識し、シーンに応じた最適な撮影条件を設定。そのうえで3つの撮像方式から相応しい優先モードに切り替わるオートモード。ユーザーは難しい設定をすることなく最適な撮影を行える。

「EXR優先モード」は3つの撮像方式を手動で切り替え可能なハイレベルユーザー向けのモード。ダイナミックレンジ優先を選択時には、ワイドダイナミックレンジ機能非搭載のモデルに比べて最大800%までダイナミックレンジを得られる設定が可能だ。


専用ソフトケースも別売で販売する
レンズはフジノン光学式5倍ズームレンズ、モニターは32万ドットの3.0型液晶モニターを採用する。

機能面では、フィルムを選ぶ感覚で色彩や階調表現モードを選べる「フィルムシュミレーション」をコンパクトカメラで初めて搭載した。ビビッド、ソフト、セピアなどの5種類から選択できる。

顔検出機能は360度の広い範囲で顔を検出する「顔キレイ ナビ」を搭載する。またフラッシュは新開発の発光制御技術を採用した「スーパーiフラッシュ」を搭載。暗いシーンでのマクロ撮影時でも自然な明るさを得られるという。

ISOは100から12,800まで設定が可能だが、12,800時の最大記録画素数は300万画素となる。

■デジタルカメラ
A100 ¥OPEN(予想実売価格17,000円前後) 2月21日発売


A100

薄さ21.7mmを実現した
単3乾電池対応モデルとして世界最薄の21.7mmを実現したコンパクトモデル。どこにでも気軽に持ち歩け、シンプルな操作で撮影できる手軽さを訴求する。

撮像素子に有効画素数1000万画素・1/2.33型CCD原色フィルターを採用。最高感度はISO1600まで設定可能だ。

F200EXRでも採用する顔検出機能「顔キレイナビ」を搭載しており、カメラに被写体を向けるだけでフレーム内の顔を最大6人まで検出し、明るさなどを自動調整する。そのほか被写体ブレや手ブレを低減するブレ軽減モード、ナチュラルフォトモードなど14種類のシーンポジションを搭載し、スムーズな撮影を行うことができる。

■デジタルフォトフレーム
DP-70SH ¥OPEN(予想実売価格20,000円前後) 3月上旬発売


DP-70SH
「DP-70SH」は同社ブランドとしては初めて発売するデジタルフォトフレーム。シャープが開発した解像度800×480の7V型 ASV液晶ディスプレイを採用し、上下・左右176度の広視野角と約1,000対1の高コントラストを実現。対応ファイルはJPEGのみで、写真の美しい再生にこだわった製品となる。

周囲の明るさに応じて輝度を自動調整する「明るさセンサー」を採用。周囲が真っ暗になると電源が自動でOFFになり、省エネと環境にも配慮した製品となっている。


たて置きとよこ置きに対応する

写真の向きの変更はリモコンの「回転」ボタンで行う
256MBのメモリーを内蔵。xD-ピクチャーカード/SD/メモリースティック/コンパクトフラッシュカードに対応するカードスロットを装備するほか、インターフェースにminiUSB(Bタイプ)を搭載しPCからも画像の取り込みが可能。また高速赤外線通信に対応し、IrSimple搭載のFinePixシリーズや、赤外線対応の携帯電話内の画像も本体に保存・表示することができる。

次ページ新製品発表会詳細

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  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドFUJIFILM
  • 型番FinePix F200EXR
  • 発売日2009年2月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
本文参照
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドFUJIFILM
  • 型番A100
  • 発売日2009年2月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格17,000円前後)
本文参照
  • ジャンルその他
  • ブランドFUJIFILM
  • 型番DP-70SH
  • 発売日2009年3月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
本文参照
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