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公開日 2018/07/18 18:36

ローランドと太鼓芸能集団『鼓童』が「電子和太鼓」を共同開発、2020年の製品化目指す

8月に佐渡で披露
季刊Net Audio編集部
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ローランド(株)と、太鼓芸能集団『鼓童』は、世界初の「電子和太鼓」試作機の最新バージョンを共同開発・製作。2018年8月に新潟県佐渡市で開催される国際文化交流フェスティバル「アース・セレブレーション2018」において披露することを発表した。電子和太鼓は、鼓童のメンバーが演奏するという。

ローランドと鼓童が共同開発した「電子和太鼓」

電子和太鼓は昨年2017年に佐渡市で開催された「アース・セレブレーション2017」で初めての試作機の演奏を行い、大きな反響があったという。

今回発表する最新バージョンでは、打面の小型化や構造の改良を行い、重量も2017年の試作機に比べ約30%の軽量化に成功。さらに、演奏を無線で送信するワイヤレス・システムの搭載や、電池での駆動も可能となり、演奏者が舞台上で自由に動ける「完全ワイヤレス化」を実現。ステージでのパフォーマンス性が大幅に高まった。

「電子和太鼓」 を演奏している様子

「アース・セレブレーション2018」では、初日となる8月17日(金)に行われるプログラム「鼓童 Dance Night〜CHAKKA FES〜」において、大塚勇渡氏をはじめとする鼓童のメンバーが「電子和太鼓」を演奏する。伝統的な和太鼓や電子ドラム、さらにはストリート・ダンサーとの共演により、2017年にも増して表現性豊かで躍動感溢れるパフォーマンスを披露する予定。

「アース・セレブレーション2018」 イメージ・ビジュアル

ローランドと鼓童は、東京オリンピックが開催される2020年の完成・製品化を目標に、今後も「電子和太鼓」の共同研究開発を継続。さらなる表現力の向上と、和太鼓文化の発展を目指していくという。

電子和太鼓は、伝統的な和太鼓の音色のみならず、さまざまなパーカッションや電子サウンドなど幅広い音色で演奏することができる。打面を叩いた時の振動をセンサーが感知し、その信号を音源部に送って発音する仕組みで、センサーは打面の中央部に加えて、「フチ」と呼ばれる外周部にも搭載。伝統的な和太鼓と同じ打感や奏法で演奏することができる。

また、打面にはローランド独自のメッシュ素材を採用しているため、演奏時の消音性に優れており、場所や時間を選ばず練習することもできる。

太鼓芸能集団鼓童は、新潟県佐渡市を拠点に活動する、世界でトップレベルの太鼓芸能集団。伝統的な和太鼓の演奏にとどまらず、世界のさまざまな音楽ジャンルのアーティストとの共演など精力的に展開している。

太鼓芸能集団 鼓童

明日19日発売の季刊『Net Audio31』には、秋からスタートする「巡ーMEGURUー」ツアーの告知と併せた鼓童・住吉祐太氏インタビューおよび「巡」ハイレゾ付録企画が展開されているので、そちらもぜひご覧いただきたい。


【「アース・セレブレーション2018」開催概要】
■開催期間: 2018年8月17日(金)〜8月19日(日)
■会場: 新潟県佐渡市 小木みなと公園ほか
■イベント公式ウェブサイト:https://www.earthcelebration.jp/
■「アース・セレブレーション2018」に関する問い合わせ:
アース・セレブレーション実行委員会 TEL:0259-81-4100

「電子和太鼓」の演奏(「アース・セレブレーション2018」内)
■日時:ハーバーマーケットライブ「鼓童 Dance Night〜CHAKKA FES〜」
8月17日(金) 19:00開演/21:00終演(予定) ※雨天決行
■会場:小木みなと公園 特設ステージ
■料金:大人 5,000円、小中学生 1,500円(以上前売り料金。当日は+300円)
ハーバーマーケットライブ3日間通し券 13,500円(大人のみ)
※未就学の方は入場無料
■演出:小松崎正吾(鼓童)
■音楽監督:池永レオ遼太郎(鼓童)
■出演:PInO、TATSUO、長谷川達也(DAZZLE)、荒井信治(DAZZLE)、佐藤喬也(BLUE TOKYO)、松田陽樹(BLUE TOKYO)、石井侑佑(BLUE TOKYO)、鼓童(中込健太、蓑輪真弥、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、大塚勇渡、米山水木、小平一誠、前田順康、木村佑太、平田裕貴) ゲスト :マイケル・シャック(ベルギー/ローランド開発アドバイザー)
※当日は大塚勇渡氏ほか鼓童のメンバーが「電子和太鼓」を、マイケル・シャック氏がローランドの電子ドラムを演奏する
※ハーバーマーケットライブ「鼓童 Dance Night〜CHAKKA FES〜」および鼓童の活動についての問い合わせ:鼓童TEL : 0259-86-3630

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