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【アバック/リビングシアター】音と映像を慈しむ都会の別邸

迫力あふれるクリアな低域に驚き! 130型&7.2.4chシステムが温もり感じるリビングに美しく調和

公開日 2026/01/26 06:30 編集部:塚田真由子
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アバック新宿が手がけた神奈川県のホームシアター

学生の頃にオーディオに目覚めて30年以上経つというIさん。映画も大画面かつ高画質で楽しみたいという想いから、ホームシアターにもいち早くチャレンジ。1997年当時に一世を風靡したヤマハのAVアンプ「DSP-A1」とLINNのスピーカーでホームシアターを楽しんでいたという、この道のベテランである。

Iさんがセカンドハウス兼仕事部屋の設計をきっかけにマンションにつくり上げたのが、このリビングシアターだ。メープル色のフローリングに、樺桜の壁材など、明るく優しい色味で統一されたインテリアは、美しいだけでなく、どこか温もりも感じさせてくれる。

視聴位置後方。天井には三菱電機照明の青空照明「misola」(みそら)が設置されている。パネルを青く光らせることで、まるで青空のような光を表現する、新時代の照明器具

リクライニングチェアはカリモクの「THE FIRST」。床のメープル色に合わせ、チェアの木部もピュアメープル色を選んだという。革部も落ち着いたホワイトで優しげな雰囲気

そんなこだわりの住まいと調和するホームシアターを手がけたのが、ホームシアターファイル誌主催「ホームシアターグランプリ」で総合金賞を幾度となく受賞し、カリスマインストーラーとして名高い、アバックの諏訪勇治氏だ。

音楽や映画のジャンル問わず感動を余さず再現!

フロントおよびセンタースピーカーは「床のメープル色にマッチするデザインのものがほしい」というIさんの要望に合わせて、KEF「Rシリーズ」のウォールナットをチョイス。元々英国ブランドのスピーカーのサウンドを好んでいたIさんに、諏訪氏がお薦めし、試聴を繰り返した末にRシリーズに至ったのだという。

サラウンドとトップスピーカーには埋め込みタイプを選ぶことで、すっきりとした美観を損ねずに、Dolby Atmosの再生にも対応する7.2.4chを構築している。さらに、埋め込みスピーカーはダウンライトの位置に合わせてシンメトリーに配置するなど、細部まで徹底的にこだわっている。まさにプロの技だ。

フロントスピーカーには、KEFのスピーカーシステムRシリーズの「R11」をチョイス。サブウーファーには同じくKEF「KF92 Subwoofer」2基を選び、迫力あふれる低域を楽しめるようにしている

天井埋め込みスピーカーは全部で8基。シンメトリーなだけでなく、ダウンライトの位置に合わせてスピーカーを埋め込むこだわりよう

130型スクリーンを上げると、ソニーの有機ELテレビの83型「XRJ-83A90J」が、樺桜材を一面に使った壁に設置されている。シンメトリーに配置されたスピーカー、スピーカーと部屋とのバランスなど、まさにパーフェクトな仕上がりだ

「KEFのRシリーズの音のよさは予想以上のものでした。ボリュームを上げても、低域は決してブーミーにならない。それでいて迫力はたっぷりなんですよね。Apple Musicのロスレスオーディオでオーケストラを聴いてみましたが、ホールの広大な広がりを感じることができ、驚きました」とIさんも満足そうだ。

『スター・ウォーズ』シリーズなどのSF映画が好きだと語ってくれたIさん。最近はApple TV 4Kで映画を観ることが多く、4KやDolby Atmos対応の作品が配信されていることに驚いているという。音楽はシンガー・ソングライター&ギタリストであるReiの作品や、ヒラリー・ハーンなどのクラシックを聴くことが多いのだそうだ

映像機器も規格外だ。スクリーンはこの空間に収まる最大サイズ、130型の大画面。プロジェクターはビクターの8K入力に対応した「DLA-V90R」。眼前に包み込むような映像の迫力、美しいコントラストに圧倒される。

オーディオマニアの心をくすぐる機器選定で、音楽や映画と対峙する時間をより豊かなものにした、きめ細やかなインストール。匠の技が生んだ、心からリラックスできる、非の打ちどころのないリビングシアターだ。

プロジェクターには、家庭用プロジェクターとして初めて8Kダイレクト入力に対応したビクター「DLA-V90R」を選んだ。アバック新宿の視聴会で画質をチェックし、大口径レンズならではの高精細な映像に惚れ込み、導入を決めたのだという

ヤマハ“AVENTAGE”の最高峰モデル「RX-A8A」や、パナソニック“ディーガ”史上最高画質を謳う「DMR-ZR1」などの機器類は、樺桜材のAVラックに収められている。なお、このラックは、Iさん自らが九州のオーダーメイド家具店にオーダーして製作してもらったのだそうだ

I邸ではパナソニックの「アドバンスシリーズ リンクプラス」対応スイッチとLEDライトを採用している。専用スマホアプリにより、ライトの点灯、消灯、調光、調色も思いのまま。「映画鑑賞」や「だんらん」「くつろぎ」など、予め設定したシーンにワンタッチで切り替えることができる

(撮影:広井一成)

I邸ホームシアター概要

HOME THEATER DATA ●住宅形態:マンション/新築 ●ホームシアターの広さ:約23畳 ●画面サイズ:130型+83型 ●サラウンド:7.2.4ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング ほか

SYSTEM LIST ●プロジェクター:ビクター DLA-V90R ●スクリーン:キクチ TGE-WL130HDCW ●有機ELテレビ:ソニー XRJ-83A90J ●UHD BDレコーダー:パナソニック DMR-ZR1 ●AVアンプ:ヤマハ RX-A8A ●フロントスピーカー:KEF R11 ●センタースピーカー:KEF R2c ●サラウンドスピーカー:KEF Ci160QR ●サラウンドバックスピーカー:KEF Ci160QR ●トップフロント&リアスピーカー:KEF Ci160QR ●サブウーファー:KEF KF92 Subwoofer ●メディアストリーミング端末:Apple Apple TV 4K ●プロジェクター用HDMIケーブル:CSC HDMI-AOC 4822-15.0

INSTALL SHOP/INSTALLER

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アバック新宿

東京都新宿区西新宿7-5-9ファーストリアルタワー新宿3F
TEL:03-5937-3150
営業時間:11時00分 – 19時00分(予約推奨)
定休日:水曜日
ホームシアターの視聴室:あり

インストールを担当した諏訪勇治氏(写真左)、営業を担当した飯塚博志氏(アバック ホームシアター千葉オフィス所属/写真右)

ARCHITECT

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