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光るスマホ VS 折りたためるスマホ

最新スマホで自由研究!今注目の「Nothing phone(1)」「Galaxy Z Flip4」を個人的主観で比較してみた

2022/08/16 編集部:川田菜月
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8月14日(日)おおよそ晴れ:「Nothing phone(1)」と「Galaxy Z Flip4」を比較検討



Nothing phone(1)とGalaxy Z Flip4、それぞれ実機を見て触ってきたわけだが、結論から言うと「どちらも良くてどちらも欲しい」だ!!!

結局、どっちも欲しい!

デザイン性でいえば、そもそも方向性が違うのでどちらも良いのだけれど、スマホを持ってどんなファッションにしようかとワクワクした点で考えて、Nothing phone(1)の方が優位。背面を光らせるというだけで、こんなに楽しい気持ちになるのはさすがだと思う。

一方、Galaxy Z Flip4は、折りたたみというギミックだけでなく、あらゆる面で多機能!従来モデルから継承されるならば、国内版はFeliCa対応でおサイフケータイも使えるようになるはずだ。防水性能も圧倒的に高く、角度をつけられることで置いたままの操作もしやすかったり、利便性はGalaxy Z Flip4にある。

サイズ感は、Galaxy Z Flip4のコンパクトさが良い!ファンデーションなど化粧品のコンパクトケースなどと同じくらいで、手の小さな筆者にも持ちやすかった。片手での操作性も良さそう、本体を開くのも容易……とは言いにくいが、なんとかやれそう。

Nothing phone(1)はiPhoneと変わらない、ある意味持ち慣れた感触なのだけど、とにかく大きいので、片手操作が難しいかも。しかし、それだけビッグサイズなのにめちゃくちゃ軽いので、両手で丁寧に操作する分には持ち運びもしやすくて良い。

Galaxy Z Flip4は多機能で、今のスマートフォンらしい全部入り感がある。4世代目ともなると、折りたたみスマホとして洗練されているし、プロモーション的には若年層を狙っている感じもあるが、二つ折りケータイに慣れ親しんだ世代にも向いていそうだ。

Nothing phone(1)は、必要機能を残してデザインしたOSを搭載するなど、シンプルでストイックなスタイルを重視した今らしい製品だと感じた。何度も言うけれど、光るだけでなぜこんなにも目新しく映り、なぜこんなにテンションが上がるのか。「これを持ちたい(光らせたい)」と思わせられた、新星っぷりは圧倒的だ。

価格面では、Nothing phone(1)が最高スペックの場合で79,800円(税込)。Galaxy Z Flip4はグローバルの最低価格が$999ということで、現時点で換算すると約133,020円と、大きく差がある。実際にGalaxy Z Flip4の日本展開が決定した際、価格設定がどうなるかはわからないが、大して差が縮まることはなさそうだ。

ちなみに、SoCはいずれもQualcomm製で、6nmプロセスのSnapdragon 778G+搭載のNothing phone(1)に対し、Galaxy Z Flip4は4nmプロセスのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。ちょっとピンとこない場合でも、「ハイエンド向けSoCの最新版がSnapdragon 8+ Gen 1」ということを踏まえれば、Galaxy Z Flip4の方が性能が高そうだとわかるが、そもそもスマートフォンのクラス分けをすれば、Galaxy Z Flip4はハイエンド、Nothing phone(1)はミドルクラスにあたるので、単純な性能比較は向いていないかも。そのほか細かなスペックは各製品ページで参照されたい。

なお、Nothing phone(1)ではユーザーの使用状況を学習し、最も使用頻度の高いアプリに処理能力を投入する最適化機能も備えているそう。LINEで連絡とったりインスタなどSNS、動画もたまに見るといった一般的な使用感であれば、十二分に使えそうだ。

そんなこんなで、筆者は最終的にまだ乗り換えスマホを決められていない。ただ、「やっぱりケータイ(スマホ)って楽しい!」と思えたのが、大きな収穫だったように思う。さすがに昔のように、壊れても全然OK!とは言えないし、無いと困るほどには生活に食い込んできているアイテムなのだが、『便利に使える』かつ、『持ちたくなる楽しいスマホ』がもっと増えていって欲しい。

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