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光るスマホ VS 折りたためるスマホ

最新スマホで自由研究!今注目の「Nothing phone(1)」「Galaxy Z Flip4」を個人的主観で比較してみた

2022/08/16 編集部:川田菜月
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スマートフォンで使う機能として上位になってくるカメラ性能。Nothing phone(1)は数じゃなくて質勝負!ということで、背面カメラにはSony IMX766 センサーのメインと、Samsung ISOCELL JN1 センサーの超広角を組み合わせた二眼構成を採用している。2基の背面カメラはいずれも50MPで、画質は4Kに対応し、高解像度な撮影も可能。フロントカメラには16MPのSony IMX471 センサーを搭載、ビューティーモードやナイトモードも備えている。

カメラの画質も操作性もよく、たくさん写真を撮りたくなる

その場で撮影した写真を持ち帰ることはできなかったが、画面上で見た限りは自然な色合いかつ高画質な印象を受けた。ちなみに撮影画面左のフラッシュボタンを押していくと、背面のGlyphインターフェイスを光らせて撮影用ライトに使用することも可能。被写体を明るく、かつフラッシュよりも自然に照らすことができそうだ。

ほかにタイムラプス、パノラマ、マクロ撮影なども可能で、通常動画は4K/30fpsまで、スローモーションは4K非対応で1080p/120fpsまでとなる。ちなみにポートレート撮影は、スタッフ曰く「最新iPhoneと比べるとちょっと合成感あるかも……」とのことで、実際ちょっとボケ部分との境目が分かりやすい気もしたが、普段どの程度使っているかを考えて判断したいところ。

動画は4K/30fpsまで対応。画面上部に解像度/fpsを表示し、タッチで変更できる

タイムラプス、パノラマ、マクロ撮影なども可能だ

デュアルSIM対応なのも便利なポイント。ちなみに、基本的にはキャリア問わず使える「はず」で、訪問した際には、お客さんから楽天モバイルで使えるか質問があって現在確認中とのことだった。念の為、事前に使っている回線が問題ないか、購入場所で確認しておきたい。

デザイン性は圧勝!とにかくかっこよくて、語弊のある言い方をするけれど、ほぼiPhone的デザインなのに光って透けてるだけでこうも新しさを感じるってすごい。蔦屋家電の展示スペースにも、たびたび人が訪れては、かっこいい!かわいい!という声がたくさん聞こえてきた。

オリジナルフォントの表示も可愛い。英語表記にしないとこの可愛さが失われるらしいので、これを機に表記は英語にして、勉強を始めるのも良いかもしれない。中身は独自の「Nothing OS」だが、Androidをベースに必要機能だけを搭載したというもの。基本的な操作はAndroidと変わらないらしいので、iPhone民も慣れさえすれば使いこなせるだろう。なお、ほぼAndroidなのだが、レコーダーアプリはオリジナル仕様で、オープンリールのようなデザインでおしゃれ。取材時はきっとこれで録音したくなるだろう。

レコーダーアプリの画面。声にフォーカスしたり、録音時の指向設定もできる

AAC/256kbpsでの録音が最高音質

本体色はブラック/ホワイトの二色。ライトを目立たせるにはブラックの方が良いと思うが、実際市場ではホワイトの方が人気とのこと。クリーンな真っ白さと光のコンビは可愛さもあって、筆者的にも買うならホワイト!これを持つなら、洋服もネイルもシンプルでクールな感じが良さそう。そんな風に、持ち物に合わせて新しいファッションも楽しみたくなる、圧倒的なおしゃれっぷりが魅力的。

ただ個人的に“超”難点なのが、おサイフケータイに非対応なこと。モバイルSuicaで慣れてしまった筆者には、いまからまたSuicaカードとの併用は厳しいかも……。スマートウォッチで凌ぐことも考えたが、現時点で定期券機能が使えるのはApple Watchだけ、そのApple WatchはiPhoneユーザーに限られ、Wear OS by Google搭載スマートウォッチのGoogle Payによる決済は日本では使えなくて……八方塞がり!?

と思いきや、ソニーとGARMIN、Fitbitなら、定期券(オートチャージも)は使えないながら、通常のモバイルSuica機能は使えるというから、そこで好みのアイテムがあれば、リモート勤務も併用する今であれば、アリなのかも?。まあこれはあくまで筆者の個人主観なので、それぞれのライフスタイルと使い勝手に合わせて考えれば、さほど問題ではないかもしれない。そしてそれを差し引いても、かっこよさはダントツ!

なお、二子玉川 蔦屋家電のスタッフより、あくまでサンプル機の展示であり、発売までにアップデートなどにより仕様変更になる可能性もあるとのことで、その点はご理解いただきたい。

8月13日(土)台風:折りたたみスマホ最新機種「Galaxy Z Flip4」を見る



変わり映えしないスマートフォンの中で、「面白いモデル」の筆頭ともいえるのが、Galaxy Zシリーズ。ディズプレイごと折りたためる特殊設計が特徴で、最近ではちらほらと増えてきている?様子。このたびその折りたたみスマホのパイオニア、Galaxyから最新世代が発表された。

シリーズには、観音開きというか本のように開く「Galaxy Z Fold」と、携帯電話(ガラケー)のように縦に開く「Galaxy Z Flip」の2タイプがある。ここでは携帯電話開き仕様の「Galaxy Z Flip4」に注目!

「Galaxy Z Flip4」日本展開未定、価格は$999から

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