【連載】ガジェットTIPS

スマホやPCの小型センサーでできるあんなこと、こんなこと

海上 忍
2020年07月22日
いまどきのスマートフォンやパソコンには、小さな「(半導体)センサー」が内蔵されています。移動速度を検出する「加速度センサー」、周囲の明るさを検出する「環境光センサー」、傾きや手ブレの有無を検出する「ジャイロセンサー」など種類も豊富で、センサー抜きには成り立たない機能・アプリも珍しくありません。

しかし、スマートフォン/パソコンに内蔵されているセンサーが、世にあるセンサーのすべてではありません。発表されたばかりで将来普及するかもしれないセンサー、サイズが大きく高価なため今後も搭載が期待できないセンサーなど、いろいろ存在します。

専門的な機能を提供するセンサーは、スマートフォン/パソコンの周辺機器として販売されていることもあります。たとえば、オムロンが発売する「USB型環境センサー」は、温度、湿度、気圧、照度、音圧、揮発性有機化合物(VOCガス)の各センサーを搭載しています。加速度センサーをもとに独自アルゴリズムで解析した「SI(Spectral Intensity)」という値を利用し、地震センサーとして利用することも可能です。

オムロン「USB型環境センサー」

従来ガス漏れ警報器などに利用されてきた「ガスセンサー」も、微小電気機械システム(MEMS、Micro Electro Mechanical Systems)技術の進化により、小型化が進んでいます。都市ガス・プロパンガスに限らず、一酸化炭素や硫化水素などを含む “汚れた空気” 全般の検出が可能になっています。

もちろん、センサーそのものは動きや特定の成分に反応するに過ぎず、ソフトウェア/アプリとの組み合わせで力を発揮します。特にスマートフォンはセンサーとアプリの両輪で進化してきた経緯もあり、今後も世間を驚かせるセンサーの活用方法を見せてくれるかもしれません。

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