【連載】ガジェットTIPS

スマホ付属の“アンテナケーブル”、普通のケーブルと何が違う?

海上忍
2020年05月18日
テレビチューナー内蔵のAndroidスマートフォンは根強い人気があります。動画配信サービスとは異なり大量のパケットを消費する心配がない、ニュースやスポーツ中継など独自のコンテンツがある、など理由はさまざまですが、自分専用で場所を選ばず使えるスマートフォンに適したアプリケーションであることは確かです。

そんなAndroidスマートフォンでのテレビ視聴ですが、付属の「アンテナケーブル」を3.5mmイヤホンジャックとイヤホンの間にセットし、テレビアンテナとして使うというスタイルで行います。アンテナケーブルといっても、一見短めの延長ケーブルで作りはシンプル。しかし、わざわざ付属するからにはなんらかの仕掛けがあるはずです。

一見短めの延長ケーブルで作りはシンプル

その答えは、アンテナケーブルの端子部分にあります。一般的なイヤホンプラグ(ステレオミニプラグ)は3極ですが、アンテナケーブルは4極。このうち2極を使い、イヤホンケーブルが受信した地デジ信号をスマートフォン内部のテレビチューナーへと伝えるのです。アンテナケーブルを省いて直接イヤホンをスマートフォンに接続しても地デジ信号を受信できますが、イヤホンから聴こえるテレビの音声は片方のチャンネルのみとなります。

なお、Type-C端子に接続するタイプのアンテナケーブルも存在しますが、ステレオミニプラグ変換アダプタとしての機能が追加されていることを除けば、基本的なしくみは同じです。利用するイヤホンのケーブル長や被膜の素材によって受信感度が変わることも同じですから、いちど試してみては?

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