高い通話性能を活用

増えるビデオ会議、ヘッドセットに「AirPods」を使ったら予想以上に快適だった

編集部:風間雄介
2020年03月18日
新型コロナウィルスの感染拡大で、リモートワーク/テレワークを利用する企業が増えている。それに伴い、打ち合わせをビデオ会議で行うことも多くなった。

当然ながら対面に比べ欠落する情報もあるが、画面共有で資料を手軽に確認できたり、会議を録画できたり、自動的に議事録が作られたりなど、ビデオ会議ならではの良い面も多い。何より、移動にかかる手間と時間が削減できるのは、メリットとして非常に大きい。いずれコロナウィルス禍が終息した後も、「次回はビデオ会議で」などという会話が増えそうだ。

さて、ビデオ会議では、映像と音声、基本的にこの2つの要素でコミュニケーションすることになる。今回は音声について考えてみたい。

ビデオ会議で打ち合わせを行うことが増えてきた

リモートワークの場合、自宅から会議に参加するケースが多い。マイク付きのヘッドセットを持っていればそれを使うのが一番良いだろうが、無い場合はどうすればよいだろうか。

まず考えられるのは、ノートPCのスピーカーとマイクを使うという方法だ。これは、そのPCのスピーカー性能やマイク性能に大きく依存する。マイク性能が低く、相手にとって聞き取りづらい音になる、などということもある。実際、そういう場面に何度か遭遇した。

そこで試してみて欲しいのが、手持ちのイヤホンを使う方法だ。今回、ユーザー数が多いAirPodsやAirPods Proで試してみたら、予想以上の快適さに驚かされた。

AirPodsに限らず、最近のワイヤレスイヤホンは、通話性能に力を入れたものが多い。特に海外ではイヤホンを着けて会話する方が多く、高音質な通話へのニーズが大きいからだ。

日本の場合、人前で声を発するのは恥ずかしいと、街中で通話することに抵抗がある方も多いが、ビデオ会議であれば自宅や職場で行うことが多いため、イヤホンが本来持っている通話性能の高さをフル活用できる。

たとえばAirPodsは、発声すると、音声を検知するセンサーがそれを認識する。そして2つのビームフォーミングマイクが連携することで、周囲のノイズを取り除き、声だけをクリアに拾うことができる。

今回は、AirPodsとAirPods Proで、実際にビデオ会議を行ってみた。こちらの声を相手に聞いてもらったところ、どちらも非常にクリアに聞こえたとの評価だった。あえて周辺の雑音が多い場所でも試してみたが、それらの雑音も適度に除去し、はっきりと声が聞こえたという。

また、あるビデオ会議ではたまたま相手もAirPodsを使っていたが、互いに鮮明な音で会話でき、ストレスを感じなかった。

AirPods Proの場合、ノイキャンをONにすると相手の声が聴き取りやすいというメリットがある。雑踏の中、カフェのオープンテラスなどではすごく使える。反面、自分の声がマスクされてしまうため、声量が適正かわからないという心配もある。周囲に人がいる場合は周りの音が聞こえる「外部音取り込みモード」で会話することをオススメする。

急にビデオ会議に参加することが決まり、何を使って良いかわからないという場合、手元にAirPodsがあれば、ぜひ活用してみて欲しい。

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