【連載】ガジェットTIPS

USB PD充電器、Type-Cケーブルじゃなくても「そこそこ速い」理由とは

海上忍
2020年02月26日
スマートフォンにタブレット、完全ワイヤレスイヤホンの充電器に至るまで、USBポートに「Type-C」を採用するデジタルガジェットが急増しています。つい数年前まではMicro-Bばかりだったのに...だったら、今後購入するのは原則Type-Cにしよう、充電に必須のUSB-ACアダプタもUSB PDにすれば今後数年は安心なはず! と考えるのも無理はありません。

Type-Cしか出力ポートがないUSB-ACアダプタでも、片方がType-Cでもう片方がMirco-Bの変換ケーブル(Type-C to Micro-Bケーブル)を利用すれば、Micro-B対応機器を充電できます。最大100W(20V/5A)というUSB PDならではの高出力には対応しないものの、充電自体は問題ありません。

PD対応充電器、変換しても高速充電できる?

まだまだMicro-B対応機器ばかりという場合は、Type-C to Micro-Bケーブルをメインに使い、メス側がMicro-Bでオス側がType-Cの小さな変換アダプタを必要に応じて使えばいいわけですから、Micro-BからType-Cへという過渡期の現在ではちょうどいい使いかたといえるでしょう。

そこで気になるのが、USB PDポートにType-C以外の機器/端子を接続したときの充電速度。USB PDの性能をフルに発揮するのは無理だとしても、不満を感じない程度に速ければいいなあ、と思いますよね?

その答えは「最大1.5A」。Type-Cポートに挿したケーブルの反対側がType-C以外の場合、USB Battery Charging Specification 1.2(USB BC 1.2)の仕様に沿って動作するため、5V/1.5Aの7.5Wが最大値となります(製品によって多少上下します)。USB PDやApple独自規格(5V/2.4A)、Qualcomm QuickChargeといった高速規格ほどではないにしても、“そこそこ速い”とはいえそうです。

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