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レコーダーの外付けHDD、買うならUSB 3.0? それとも安い2.0で良い?

海上忍
2019年09月02日
テレビ番組を録画する「ビデオレコーダー」、調子に乗っているとあっという間に空き容量不足に陥ります。でも再放送されない番組は消したくない、かといってBDに焼くのも手間がかかる...そんなときに重宝するのが「外付けUSB HDD」です。

外付けUSB HDDは、大きく「USB 2.0対応」と「USB 3.x対応」に分かれます。対応するUSBの規格の違いであり、理論上の最高速度は前者が480Mbps、後者が5Gbps(USB 3.0の場合、USB 3.1以降はより高速)と単純比較で10倍以上の差があります。この理論値だけで判断すれば、USB 3.x対応製品に軍配が挙がります。

多少値が張ってもUSB 3.0対応製品を選んだほうが先々安心といえるでしょう。

しかし、市場価格はUSB 2.0対応製品のほうが値頃感があります。前述した理論上の最高速度とは、USBの接続インターフェイスとしての性能のことで、実際にはHDD自体の読み書き性能がその水準に遠く及ばないため、現実には10倍もの速度差は生じません。

それに、テレビ番組の録画にはそこまでの高速性は求められません。テレビ番組を放送画質のまま録画するDRモードを例にすると、新4K衛星放送のビットレートは33Mbpsですから、実効速度を考慮してもUSB 2.0対応製品でじゅうぶんこなせる水準です。

とはいえ、USB 3.x対応製品のほうが転送速度に余裕があることもまた確かです。内蔵HDDからの録画済番組のダビングは好例で、USB 2.0対応製品に比べ確実に短い時間で完了します。同じ時間に放送される番組を録画すること(同時録画)、1つのチャンネルを延々録り続けること(チャンネル録画)はUSB 3.0対応製品のみ可とするビデオレコーダーが存在することを踏まえると、多少値が張ってもUSB 3.0対応製品を選んだほうが先々安心といえるでしょう。

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