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【特別企画】MUSIC BIRD注目番組

サイモン・ラトル、ミンコフスキetc…ウィーン直送の名演がラジオから

公開日 2013/10/03 16:50
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ヨーロッパで開催された貴重なクラシックコンサート音源を聴けるラジオ番組「WORLD LIVE SELECTION」が、毎週土曜日と日曜日の22時から24時まで音楽専門衛星ラジオ「MUSIC BIRD」でオンエアされている。11月はウィーン・ムジークフェラインでの名演や、国際音楽祭「ウィーン芸術週間2013」からの厳選ライブを放送するという。


<スタッフより>

〇クラシックの新シーズン開幕

10月の声を聴いて、ヨーロッパのクラシック界は、新しいシーズンを迎えました。深まる秋と共に、落ち着きを取り戻した街の中で、音楽も深まりを見せていきます。

さあ、耳の快楽シーズン始まりです!

週末の夜はウィーン直送の艶やかなプログラムの数々をお楽しみください。

≪ウィーン・ムジークフェライン2012/13≫
11月2日(土)10 フィンランドの歌姫〜ソイレ・イソコスキ(S)リサイタル
11月3日(日)11 クレマンシック・コンソート〜フン族の王「アッティラ」の世界を音楽で巡る一夜

≪ウィーン芸術週間2013≫
11月9日(土)1 ラトルとベルリン・フィル&アンサンブル・ウィーン・ベルリンの仲間たち
11月10日(日)2 21世紀をリードする注目のトリオ!ウィーン・ピアノ・トリオ
11月16日(土)3 A・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルのブルックナー3番 
11月17日(日)4 バレンボイムの秘蔵っ子ワイラースタイン(Vc)とマルクス・ポシュナー指揮ウィーン響
11月23日(土)5 ミンコフスキ、「英雄」でウィーン・フィル・デビュー!

〇11月放送のライヴはまずウィーンの黄金のホールから

今月は響きの美しさで知られるウィーン・ムジークフェラインの2012/13シリーズのプログラムから厳選した2本。

ソイレ・イソコスキ

2日(土)は、フィンランドを代表するソプラノ、ソイレ・イソコスキのリサイタル。長年のパートナー、マリタ・ヴィータサロ(P)とともに、シューベルトからR.シュトラウスまで、あたたかみのある美声でリリック・ソプラノの実力を堪能させてくれるプログラムです。

クレマンシック・コンソート

3日(日)は、クレマンシック・コンソートによる、フン族の王「アッティラ」の世界を音楽で巡る一夜。中国の北方を出自としたユーラシア遊牧民の集団フン族は、400年代にアッティラ王の下、ヨーロッパで強大な帝国を建国するに至ります。モンゴル、カザフスタン、アルタイ、ハンガリー・・・とユーラシア大陸を一望し、アッティラ王の足取りを軸に、12〜3世紀の作者不詳の叙述詩を織り込みながら、2013年に生誕200年を迎えた2人の作曲家ヴェルディ(歌劇「アッティラ」)とワーグナー(「ニーベルング」)の存在の共通項をもにおわせるクレマンシックの音楽観。必聴です。

≪ウィーン芸術週間2013≫
9日からは「かけがえのないウィーン」をモットーにこの初夏にウィーンで開催された国際音楽祭「ウィーン芸術週間2013」から5本お送りします。

サイモン・ラトル(Photo:Mat Hennek)

9日(土)は、サイモン・ラトルのもとにベルリン・フィルとウィーン・フィルの首席奏者たち(アンサンブル・ウィーン・ベルリンの奏者たち)が集合。ブリテンのシンフォニエッタに続くのは、ウィーン・コンツェルト・ハウス100周年記念作曲コンクールのブラス部門優勝に輝いたギリシア出身の若手作曲家エムフィツィスによる作品とリゲティの6つのバガテル。後半はヒンデミット、ワーグナー。超一流奏者たちによる室内楽をご堪能ください。

ウィーン・ピアノ・トリオ

10日(日)は、ウィーン・ピアノ・トリオのリサイタル。1988年にウォルフガング・レディク(Vn)、マルクス・トレフニー(Vc)、シュテファン・メンドル(P)によって結成以来クラシック界をリードしてきたトリオが、2001年にチェリスト、マティアス・グレートラー、2012年にヴァイオリニスト、ボグダン・ボジョヴィッチに交代し、ますます充実のときを迎えます。ここでは、モーツァルト、ドヴォルジャーク、ベートーヴェンの三重奏曲を披露。お楽しみに。

アラン・ギルバート(Photo:Michael J. Lutch)

16日(土)は、2014年2月に来日予定もあるアラン・ギルバート率いるニューヨーク・フィルハーモニック。ブルックナーの交響曲第3番をメイン・プログラムに、エマニュエル・アックス(P)をソリストに迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第25番ほか。アメリカ人の父と日本人の母を持つアラン・ギルバートと、1842年創立のアメリカ一老舗オーケストラ、ニューヨーク・フィル。クラシックの聖地ウィーンでいかなる音を響かせるでしょうか。

アリサ・ワイラースタイン

17日(日)は、マルクス・ポシュナー率いるウィーン交響楽団による演奏会。ツェムリンスキー交響詩「人魚姫」をメイン・プログラムに、なんといっても注目は、バレンボイムが見いだした逸材、1982年アメリカ生まれのチェリスト、アリサ・ワイラースタインによるパワフルなドヴォルジャークのチェロ協奏曲。ご期待ください。

マルク・ミンコフスキ

23日(土)は、数々の目を覚ますような演奏で聴衆を驚かせてきた古楽のパイオニア、マルク・ミンコフスキのウィーン・フィル・デビュー公演。曲目は、ハイドン交響曲第85番、グルックのバレエ音楽「ドン・ファン」、そしてベートーヴェンの「英雄」。ピリオド奏法を主としてきたミンコフスキが、コンツェルトハウス大ホールで、ウィーン・フィルをどのようなアプローチで鳴らすのか、お聴き逃しなく!

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