JBLの新サウンドバー「Cinema SB580MK2」は“映画館”に迫るサウンド! 末尾に1本型「SB510MK2」のレビューも
「SurroundPlay」でリアを追加。音が背後まで回り込む!
続いて、JBLのBluetoothスピーカー・Flip 7を2台用意し、SurroundPlay機能でリアの左右に配置してみた。音場補正のキャリブレーションもアプリ設定もないシンプルな仕組みだが、その効果ははっきりと分かる。
『イエスタデイ』のモスクワ公演では、観客の歓声が背後まで回り込み、自分がスタジアムの客席にいるかのような感覚になる。ジャックの歌声は前方に据わったまま、会場の空気のライブ感を増す体験はまさに映画的。
『トップガン マーヴェリック』では、映画の音場そのものが試聴位置を取り巻くようになり、甲板上を行き交う戦闘機や、頭上を越えていくダークスターが後方へと抜けていく移動感まで再現される。
Flip 7のパワフルなサウンド性能もあって専用のリアスピーカーでないことは弱点に感じられず、映像との遅延による違和感もない。これだけ変わるなら、Flip 7の買い足しも十分に検討したくなるところ。
JBLのCinema SB580MK2は、専用センターと2ウェイ構成によるフロントの音質、サブウーファーによる映画館さながらの重低音という映画再生のサウンドを高いレベルで押さえ、さらにSurroundPlayで後からリアを加える拡張性まで備える。44,550円(税込)という価格を考えれば、まさにクラスを越えた1台だ。

1本型「SB510MK2」も試聴! 映画らしいサラウンドと明瞭なセリフは健在
サブウーファー内蔵、ワンボディタイプのJBL Cinema SB510MK2も試聴することができた。こちらも専用センターチャンネルを備えた3.1ch構成でSurroundPlayにも対応。独立サブウーファーはなく、HDMI ARCのケーブル1本でテレビと接続できる手軽さ重視のモデルだ。
こちらも実際に『トップガン マーヴェリック』で試聴してみると、1本型ながらフロント方向の音場はしっかりと広く、センター方向にもきちんと奥行きが出る。セリフや効果音はバーの位置に張り付くのではなく、画面側に浮かび自然に展開するため、テレビ内蔵スピーカーからの音質アップ効果はハッキリと出る。
内蔵サブウーファーの低音は、独立サブウーファーを備えるSB580MK2には及ばずとも、ワンボディのサウンドバーとして破格の性能。ジェットエンジンの轟音などで充分な迫力の重低音を鳴らしてくれる。
何よりも、1本で設置を完結させながら、映画らしいサラウンド空間とセリフの明瞭さをしっかり得られるところは、SB510MK2ならではの魅力と言える。
映画の迫力を存分に体験できるSB580MK2、手軽さ重視ならSB510MK2。テレビで映画をもっと楽しみたい人に推奨したい最新サウンドバーの登場だ。
(提供:ハーマンインターナショナル)

