“劇場の音”が自宅で!JBLの“完全ワイヤレスサウンドバー”「BAR 800」がAmazonブラックフライデーでお買い得!【レビューあり】
リビングで包囲感豊かなサラウンド体験を楽しめるJBLのサウンドバー「BAR 800」が、Amazonブラックフライデーに登場。通常価格89,991円のところ、34%オフの59,400円(価格表記はすべて税込)で販売されている。
BAR 800は、3D(イマーシブ)サラウンドのDolby Atmosに対応したサウンドバーで、5.1.2chでの再生が可能。JBLの人気機能でもあるワイヤレスリアスピーカーを搭載しているのが特長だ。
JBLのBARシリーズは型番末尾に「MK2」がつく第2世代モデルが今年登場しているが、本機を含む初代モデルはファームウェアアップデートでQobuzへ新たに対応するなど大幅に機能強化が図られている。つまり、たんなる型落ちセール品ではないのだ。
また、リアスピーカーまで完全ワイヤレスでリアルサラウンド環境を構築できるモデルのうち、このBAR 800が最も安いという状況でもある。
後述するように、ワイヤレスリアスピーカーを用いた映像音響体験は、“評価のプロ”である評論家も非常に高い評価を与えている。
そんな音環境を安価でゲットできるという点でも、今回のブラックフライデーでBAR 800をチェックしておくことをオススメしたい。
BAR 800は一見すると、サウンドバーとワイヤレスサブウーファーの2ピース構成。だが、サウンドバーの両端に備わっているリアスピーカーを取り外して視聴位置後方に置くことで、リアルスピーカーを使ったサラウンド体験ができる。
しかもワイヤレスリアスピーカーはバッテリー内蔵で、サウンドバーに取り付けておけば充電も完了する(USB-Cケーブルでの充電にも対応)。フル充電で最大10時間使えるので、映画2 - 3本なら問題なく楽しめるはずだ。
ワイヤレスリアスピーカーありのサラウンド体験は、別次元
このBAR 800については、以前オーディオビジュアル評論家の折原一也氏によるインプレッションを紹介している。

最高峰の劇場サウンドを自宅でお手軽実現!JBLサウンドバー「BAR 800」「BAR 300」で映画を楽しみ尽くす
折原一也
2023/10/27
折原氏は『トップガン マーヴェリック』のUHD BDで、ワイヤレスリアスピーカーを分離しない状態で視聴し、「映画冒頭の空母甲板上の音の広がりやDolby Atmosによる高所まで使った立体感を再現。壁反射を利用したMultiBeamの効果だけでも充分に音を楽しめる」と評価。続いて「だが、ワイヤレスリアスピーカーを分離した状態で同シーンをチェックすると、その差は歴然。……やはり本物のワイヤレスリアスピーカーありの体験は別次元だ」と、その効果を絶賛している。
さらにDolby Atmosや5.1ch収録のアニメ作品などもチェックし、「3作品を視聴して気づくのは、ワイヤレスリアスピーカーによるサラウンド再現の優位性。そして映画館の音を再現するサウンドクオリティも信頼できるものだ。上位機としてBAR 1000も存在するが、対するBAR 800のアドバンテージは、上位機と比較したコストパフォーマンスの高さだろう。10万円以下でリビングのテレビに劇場の音を持ち込めるのであれば、選択肢としてこれほど魅力的なものはない」と太鼓判を押してくれた。
リアルトップスピーカーの搭載は、後継機にはない訴求ポイント
なおJBLからは、前述したとおり後継機となる「BAR 800MK2」も発売されている(JBL直販価格110,000円、税込。JBLオンラインストア、楽天市場JBL公式ストア、JBL公式Yahoo!店、Amazon JBL公式ストアでの限定販売)。
こちらはまだセール価格になっていないが参考までに初代モデルとの違いを紹介しておくと、BAR 800MK2は7.1ch対応サウンドバー(BAR 800に搭載されていた天井反射用スピーカーは非搭載)で、サラウンドフォーマットのDolby Atmos/DTS:Xのデコードには対応しているが、再生はバーチャルで行う仕組みに変更されている。
つまり、3Dサラウンドらしい“高さ方向を伴ったサラウンド感の再現”という意味では、リアル天井反射用スピーカーを搭載しているBAR 800の方がより自然に楽しめる可能性もあるわけで、今回のブラックフライデーの価格を考えると、BAR 800は非常に魅力的なアイテムと言って間違いない。
接続端子はBAR 800とBAR 800MK2とも共通で、eARC対応HDMI出力とHDMI入力、光デジタル入力を各1系統搭載。HDMI端子はHDR10とDolby Visionのパススルーに対応している。
もちろん最新モデルのほうが性能や機能が色々と進化しているので、セール価格になっていなくてもBAR 800MK2を購入するという選択肢もありだろう。好みや予算に応じて選べばいい。
折原氏は先出のレビュー記事でBAR 800とBAR 1000について、「どちらのモデルであっても、導入することで家のテレビの音をワンランク、いや、それ以上のクオリティアップに貢献してくれるだろう。予算や利用シーンを吟味の上で、じっくりと選んでいただきたい」と紹介している。それだけの注目モデルが破格値で手に入るAmazonブラックフライデーは要チェックだ。
(提供:ハーマンインターナショナル)
