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PR『プレミアムSQD-Mini LED』+B&Oによるサウンドチューニング

「次世代Mini LED」の大本命!TCL『C8L』、VGP2026 SUMMER審査員特別賞を受賞したSQD-Mini LEDを岩井喬がチェック

公開日 2026/07/09 06:30 岩井 喬
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映画で実力を確認。暗部階調とHDRの眩さを両立

 視聴はアニメを中心に、映画や地デジの放送コンテンツなど多岐にわたった

それではここからは実際の映像を確認していく。視聴したのは65V型モデル「65C8L」だ。65型ではエリア分割数は2,000、最大輝度は5,500nitsを誇る。

まず見るのはUHD-BDの『トップガン マーヴェリック』だ。物語冒頭のチャプター2では、格納庫内の人物描写で肌の色味をチェック。影に乗る色味も適度に抑えられ、自然な階調性を実感できる。

肌のディテールもきめ細かく、過度なエンハンス感もない。屋外での描写も鮮明で色味のクリアさ、輪郭のキレの良さもあり、画面全体での精細感も極めて高い。

基地内の暗い通路に灯る照明はHDR感が良く引き立つが、画面端の特に暗い場所の階調性も素直に引き上げ、全体的に解像度の高い映像となっている。

続いてチャプター12のアクションシーンでは戦闘機のディテールの細かさ、山岳地帯の奥行き、切り立った崖のエッジが効いた描写の先鋭さが印象的だ。

サウンド面でもDolby Atmosならではの戦闘機やミサイルの前後感の動き、上方向への動きも良く表現されている。SEのきめ細かさ、セリフの密度も良く明瞭な浮き立ちによって没入感も高い。

B&Oによるサウンドチューニングも絶妙であり、直感的な操作でイコライジングできるBeosonic機能の調整では「ブライト」「エネルギッシュ」軸に振ることでアクションの派手さも強調できる。

 Beosonic機能により、リアルタイムで直感的な音声イコライジングに対応している

『ボヘミアン・ラプソディ』で確認する、金属の輝きとライブ空間の広がり

『ボヘミアン・ラプソディ』のチャプター22、ライブエイドのシーンではステージ上の楽器やマイクスタンドなど、金属のメタリックな輝きがヌケ良くシャープに浮かび立つ。

観衆の粒立ちもクリアで、ライトの演出の純度感、人物描写の立体感もナチュラルに捉えている。

サウンド面ではボーカルのヌケの良さ、リズム隊の厚みも程よく感じられ、シンバルやピアノの響きも刺激を抑えた聴きやすいバランスだ。

スタジアムに広がる歓声も穏やかに包み込むイメージで、広がりある空間表現についてもナチュラルな傾向である。

アニメで際立つ色純度。『すずめの戸締まり』の光をどう描くか

アニメ作品では『すずめの戸締まり』をチェック。新海誠作品ならではの光の演出を階調性豊かに引き出しており、明るいシーンでの色純度の良さ、テクスチャーのクリアで滲みない色味のヌケ感が心地よく感じられる。

チャプター13の廃墟となった遊園地のシーンでは、暗い部分の階調性が細かく、ライトアップされた以降の明るい場面とのコントラストの描き分けも良好だ。画面奥と手前の被写界深度を意識したフォーカス感もクリアに捉え、奥で光る物体の輝きも立体的に感じられる。

そして戸締りのシーンではHDR感を強く押し出す光のエフェクトをパワフルに表現。全体的にナチュラルなトーンでまとめつつも、光の強さ、その純度感を力強く引き出しており、爽快感ある絵作りを味わえた。

地デジ放送の作品を Netflixでチェック。日常使いで効く映像処理の進化

地上デジタル放送のクオリティも以前の製品に比べ、ノイズキャンセルを抑えつつ、コントラストのバランスも整った印象で見やすく進化。

Netflixでは今季で最も映像美が光るアニメ作品『とんがり帽子のアトリエ』も確認したが、キャラクターのディテールの鮮明さ、輪郭のヌケの良さによって、暗い屋内のシーンでもコントラスト良く浮き立つ。

エフェクトの階調性も素直に引き出し、美麗な背景美術の奥行き感と、きめ細かく輪郭のエッジと色彩の重なりを滲みなく表現していることで、豊かな自然をリアルに描き出している。

逆光のシーンのドラマティックさ、夕闇の階調性の高さはTVシリーズであることを忘れるほどのクオリティだ。

OLEDに迫る黒、液晶ならではの輝度。C8Lは大画面時代の最有力候補

ここまでのC8Lの視聴で感じるのは、SQD-Mini LEDの色表現、輝度の高さ、コントラスト表現の適切さ、映像コンテンツが本来見せたいであろうバランスをストレートに引き出してくれる映像表現の完成度の高さである。

OLEDに迫る色表現やコントラストの良さを感じさせつつ、液晶テレビの中でも屈指といえるパワフルな輝度の高さと広色域を実現しているが、その突出した部分を過度に強調することなく、ナチュラルな軸でまとめあげた画質には好感を覚える。

サウンド面も落ち着きと解像感、自然な空間表現を両立しており、長時間視聴でも疲れにくい傾向にまとめられ、音の面でも完成度が一歩前進した印象を持つ。

SQD-Mini LEDの真価を見るにはフラッグシップの “X11Lシリーズ” が最適であるとはいえ、実用性や価格においては “C8Lシリーズ” が最もバランスが取れている。個人的にもさらに時間をかけて、SQD-Mini LEDの映像美に浸りたいと感じた視聴であった。

大画面ながら空間に溶け込みやすいスリムデザインもC8Lシリーズの魅力だ

[SPEC]
●画面サイズ:98V型/85V型/75V型/65V型/55V型 ●画素数:3,840×2,160 ●パネル:4K Mini LED液晶 ●パネル技術:SQD-Mini LED ●映像エンジン:TSR AiPQプロセッサー ●対応HDR規格:Dolby Vision IQ、Dolby Vision Gaming、HDR10、HDR10+、HLG、IMAX Enhanced ●高画質機能:ローカルディミング、マイクロディミング、TCL全領域ハロー制御テクノロジー ●高音質機能:Audio by Bang & Olufsen、Dolby Atmos、DTS ●スマート機能:Google TV、Google Cast、Apple AirPlay 2、Hey Google ●ゲーム機能:4K/144Hz、DLG 288Hz、VRR、ALLM、AMD FreeSync Premium Pro、Game Bar ●主な入出力端子:HDMI入力×3(ARC/eARC対応×1)、USB入力×2、ビデオ入力×1、LAN×1、光デジタル音声出力×1ほか ●ネットワーク接続:Wi-Fi、Bluetooth

 ●画面サイズ:65V型「65C8L」●消費電力:400W(待機時0.5W) ●年間消費電力量:160kWh/年 ●外形寸法:1,436W×860H×368Dmm(スタンドあり)、1,436W×824H×50Dmm(スタンド除く) ●質量:23.1kg(スタンドあり)、21.1kg(スタンド除く)]

入出力端子一覧

(提供:TCL JAPAN ELECTRONICS)

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