コンパクトサイズに大画面&高画質をオールインワン! ETOEモバイルプロジェクター「Dolphin 2」を検証
肝心の映像は、DLPらしいコントラストの高さと色域の広さが圧巻だ。YouTubeで『Uzbekistan 8K HDR 60p』を再生すると、解像度の高さに軽く驚く。
フルHDのはずなのに、オートフォーカスの精度の高さかピントがしっかり合っているからか、細部まで緻密な印象だ。赤はややビビッド傾向が強いものの、色域の広さとコントラスト感も手伝って全体の調和がとれている。
入力を4K UltraHDブルーレイに切り替え『トップガン マーヴェリック』のチャプター2を再生すると、見慣れたシーンであるだけに、忠実度の高い描写であることがわかる。
解像感もさることながら、バイクの質感、空のグラデーション、離陸時のジェットと暗闇のコントラスト。レーザー光源らしい鮮やかでキレのある画だ。
倉庫のシーンでは、音場を広げる音響効果があることも確認できた。この小さい筐体に内蔵のスピーカーでこの音量・音場感であれば、及第点と言っていいだろう。
Prime Videoでアニメ作品『葬送のフリーレン』を見ると、夜のシーンでは背景の木々も黒潰れすることなく描けているし、眩い光が飛び交う戦闘シーンでも白飛びはない。
DLPの難敵・カラーブレーキングも、完全排除とまでは言えないもののかなり抑えられている。アニメならではのフラットな着彩もムラなく描き、このプロジェクターの完成度の高さを実感した。
“日常使い” にも好適!小型&高性能の先端を行くアイテム
初めて接するブランドのプロジェクターは、必ずと言っていいほどどこかに気になる点を見つけるものだが、このDolphin 2には隙らしい隙がない。新興ブランドといっても、裏で支える開発者の経験値次第だ。
映像は3色レーザーの勘所をわきまえているのか、発色が鮮やかなだけでなく的確で、画全体の調和が取れている。
カラーブレーキングもあまり気にならず、黒の再現性とコントラストの高さというDLP方式の “いいとこ取り” をさらりと実現している。音響は10Wなりの音圧だが、筐体サイズを考えれば完成度は高い。
設置性はかなりハイレベル。適当に置くだけでピントあわせや台形補正を済ませてくれるというだけでなく、微調整がほぼ必要ないくらい適切に設定される。付属の板状スタンドは合理的な設計で扱いやすく、キャリングケースが付属することもうれしい。
プロジェクターは小型化と高機能化が進み、「ここぞというとき使う映像機器」から「日々活用する映像機器」へと進化した。Dolphin 2はその先端を行く製品であり、ともに過ごしたくなる魅力があるといえるだろう。


「Dolphin 2」製品ページ
昼でも夜でも、圧倒的な映像美をそのままに。細部まで鮮明に映し出し、あなたの空間を映画館へ。
[SPEC]
●投写形式:DLP ●投写デバイス:0.23型DMD ●表示解像度:フルHD(1920×1080) ●レンズ:デジタルズーム/電動フォーカスレンズ ●光源:3色(RGB)レーザー ●投写サイズ:20- 120型 ●明るさ:8,000ルーメン ●騒音:30dB ●スピーカー:2chステレオ(5W×2)●ワイヤレス機能:Bluetooth Ver 5.1、Wi-Fi(5GHz/2.4GHz) ●主な入出力端子:HDMI(ARC)×1、USB Type-C×1(電源入力用)、USB Type-A×1、ステレオミニ出力×1 他 ●消費電力:100W ●外形寸法:約185W×58H×179Dmm ●質量:約1.2kg
(提供:エトエ・ジャパン)
