【ミニレビュー】振動対策がアナログ再生の鍵。名門ラックブランド・Bassocontinuoが送るインシュレーター
今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。4月は「アナロググランプリ」受賞モデルをセレクト。今回は、イタリアのラックブランド、Bassocontinuo(バッソコンティニュオ)の “アナログプレーヤー用” インシュレーター「ULTRA FEET(LEVEL 8)」をチェック!
アナログ特有の濃さを大きく高める
ハイエンド・オーディオラックで有名なイタリアのBassocontinuoのインシュレーター “ULTRA FEETシリーズ”。インシュレーターには設置場所を問わない汎用型が多いなか、ULTRA FEETシリーズは機器の重量や種類ごとに最適化して設計されているのが特徴だ。
新たに加わった「LEVEL8」はアナログプレーヤーに固有の振動抑制のために設計されたモデルである。ステンレス製のボディはCNC加工による削り出しで、その内部には一般的なゴム素材より70%以上高い振動吸収性能を誇る「Technogel」を搭載している。底面素材には低い摩擦係数と優れた制動性を併せ持つデルリンを採用。ラックスマン「PD-171A」のフットの下に設置して聴いてみた。
グラシェラ・スサーナ『76/45』はスサーナのボーカルに力感が強く漲る。ベースは濃くて太い。ドラムスも音が強い。音量が上がったように感じるがボリュームは一切いじっていない。
エフゲニー・キーシン『ザルツブルク・リサイタル』はピアノの位置に前後が出る。そして音色が濃く温かくて心身にじんわり沁みてくる。
パイヤール指揮、パイヤール室内管『ドビュッシー:小組曲他』は音場を満たす空気がほんのり温かい。弦群は分厚く、フルートは柔らかい質感だ。
アナログ特有の濃さ・太さ・力感を大きく高めるインシュレーターである。聴きごたえが凄い。
