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PRMEMSハイブリッドドライバー搭載機の実力をチェック

1万円切りで驚きのハイスペック。高コスパイヤホン QCY「MeloBuds N70」は「現時点での最適解」だ!

公開日 2025/08/28 06:30 高橋 敦
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なおそのステム先端の開口はデザイン的にも面白い形状になっているが、その形状も音響設計のうち。低域と高域の音導経路が内部で分離されており、その出口としてそういった形状になっているようだ。

ケースは卵形を薄くしたようなラウンドフォルムで、ポケット等への収まりも良さそう。蓋の開け閉めのキレが妙によく、特に閉じるときにはパチッ!と小気味よい音を鳴らしてくれる。

アプリでは、音質パーソナライズの実施、空間オーディオやプリセットサウンドの選択、タップへの操作割り当ての変更などが可能。操作カスタマイズは左右それぞれの1回/2回/3回タップと長押しに操作と無効化の割り当てが可能と自由度が高い。

MeloBuds N70の音質とノイキャン性能をレビュー!

では最後にサウンドの印象を、まずはiPhone/AACコーデック接続でチェック。

星街すいせいさん『もうどうなってもいいや』を聴くと、カスタムサウンド設定[デフォルト]でもベースラインがグイグイ押し出されてきてヘヴィな迫力満点。それでいて高域のシャープさも確保されており、楽曲全体の印象が低音側に偏りすぎることもない。

そのシャープさによりサ行タ行の子音をあえて鋭く荒っぽく出す歌い回しが強調され、いかにも「もうどうなっていいや」らしい焦燥感の表現が際立つのは、このイヤホンでこの楽曲を聴く面白味だ。

そこからプリセットを[ベース]にすればさらに低音炸裂、逆に低音もシャープさも抑えて優しめの音にしたければ[ソフト]など、プリセットの効果もわかりやすい。

AndroidとのLDACハイレゾ接続でも基本音調は共通。その上で加えて、子音の鋭さがより薄刃に研ぎ澄まされることで歌い回しの繊細さも引き出されるなど、音楽表現はより深まる。

Bluetoothの電波状況が良好でLDACが本来の力を発揮できる環境、例えば自宅での室内利用時などには活用できそうだ。

ノイキャン性能も実環境でチェック。ノイキャンモード[アダプティブ]を選び適応型ノイキャンの自動調整の具合も含めて確認したところ、自宅室内から駅前の人混みまで、どこのどんな騒音下でも安定したノイキャン性能を実感できた。

MeloBuds N70は完全ワイヤレスイヤホン「現時点での最適解」

現代的なボリューム感の低音にMEMSドライバーの強みを活かしたシャープな高音。からのサウンドプリセットの選択次第でユーザーごとの好みにも幅広く対応。癖のない装着感と十分すぎるノイキャン性能も備え、操作性にも抜かりはなし。

MEMS搭載という尖った技術要素もありつつそこ特化ではなく、あらゆる要素で満足させるハイスタンダードモデルとして仕上げられている。

「MeloBuds N70」は、完全ワイヤレスイヤホン時代の覇権ブランドの一角が提案する、現時点での最適解だ。

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