HOME > レビュー > サブウーファー「SW8」はステレオ再生の可能性を広げる!AIRPULSEのアクティブスピーカー3機種で徹底レビュー

PRPhil Jonesのベースアンプブランドのテイストが活きる

サブウーファー「SW8」はステレオ再生の可能性を広げる!AIRPULSEのアクティブスピーカー3機種で徹底レビュー

公開日 2024/04/05 06:30 海上 忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■「SM200」と組み合わせ<定位が明確になり余韻も繊細に描く>



SW8×SM200の音質をチェック。SM200は、オープン価格(市場予想税込価格242,000円前後)

ロングストローク設計の13.5cmアルミコーンウーファーを搭載するSM200も試してみたが、それでも効果はある。A80ほど低域の量感が増すことはないものの、サウンドステージが広がる印象はあるし、楽器の一音一音の余韻が繊細になるようにも感じる。

意外に感じるかもしれないが、SM200との組み合わせでSW8導入効果をはっきり感じたのは、ジョン・アバークロンビーとヤン・ハマーによるギターとピアノのデュオ曲「Love Song」。それぞれの楽器の位置関係が明確になり、わずかに艶が増したリリカルなサウンドは、SM200のみで再生したときと比べてクラスが1段上がった印象だ。サブウーファーというコンポをホームシアター目線で捉えがちな層に、この導入効果は新鮮に感じられるに違いない。

SM200の背面部。アナログ音声入力端子(XLR/RCA/PHONE)のみで、別途プリアンプなどから2.1ch出力が必要

PCからR-N800AにUSB接続して、SW8とSM200に出力している

アンプについても触れておきたい。径200mmというと、サブウーファーでは小ぶりな部類だが、SW8の音には余裕すら感じられる。それはエンクロージャーの堅固さやダウンファイヤー型デザインによるところもあるが、160W Class-Dアンプだからこその余裕、アナログ・プリアンプの採用などエンジニアリングの妙が大きく作用しているはず。俊敏な立ち上がりと立ち下りも、ドライバーユニットとアンプ部の連携が成功してこそだろう。

ヤマハのネットワークレシーバー「R-N800A」(143,000円税込)をレファレンスに組み合わせた

R-N800Aの2chプリアウトとサブウーファーアウトを使用して2.1chを構築

■デスクトップやコンポにも組み合わせたくなる


AIRPULSEブランド初となるサブウーファー、SW8。AIRPULSEアクティブスピーカーはもちろんだが、デスクトップシステムやミニコンポと組み合わせてもいいし、LFE入力に対応するからホームシアター用途にも活用できる。楽器のベース用に磨き上げた技術が絶妙なバランスでオーディオに生かされた、満足の行く1台といえる。


[SPEC]
●スピーカーユニット:200mm ロングストローク・ウーファー ●出力:160W ●周波数特性:25 - 160Hz ●クロスオーバー周波数:30Hz - 160Hz ●入力端子:RCA×1 ●外形寸法:278W×377H×295Dmm ●質量:9.8kg

<AIRPULSE 2024 Sprin Campaign>
現在、AIRPULSE製品のご購入者を対象としたキャンペーンを実施中。手軽にハイレゾ・ストリーミングが始められる、WiiMのオーディオストリーマーがスペシャルプライスで手に入るチャンスとなっている。

●WiiMの対象モデル
・「WiiM Mini」 8,385円(税込) 35%オフ
・「WiiM Pro」 14,949円(税込) 35%オフ
・「WiiM Pro Plus」 21,560円(税込) 40%オフ
※価格は送料/代金引換手数料を含む。

●AIRPULSEの対象モデル
「SW8」「A80」「A100 HD MONITOR」「A100 BT5.0」「SM200」「A300 PRO」「P100X」

●キャンペーン期間
2024年4月1日から6月30日まで。 ※WiiMの各モデルの予定数に達し次第終了。

●応募方法
製品の製造番号と保証書に貼ってある応募番号をメール(support@yukimu.co)で送信。メール内に希望機種を指定。

(提供:ユキム)

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク