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PRmmcx2.5とmmcx3.5をラインナップ

オーディオの基礎体力を強化する。コスパ抜群のサンシャイン・リケーブル「KIWAMI」「KIWAMI-GRANDE」

公開日 2023/01/25 06:30 高橋 敦/林 正儀
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イヤホンとしての表現の幅が感動的なまでに広がる(林)



ハイファイケーブルさながらに、多くのブランドがひしめき合うイヤホンのリケーブル。その中にあってサンシャインのリケーブル製品「KIWAMI」「KIWAMI-GRANDE」は頭ひとつどころか、2つ3つとび抜けた存在と言い切れるのではないか。

何が違うのか。そもそも発想の起点が違う。Shure SE215クラスのイヤホンユーザーにも手の届くプライスでありながら、ハイエンド・リケーブルとしての究極を目指し、それを見事に製品化してしまったのだ。

見た目は質素な感じだが、ティグロン社が技術を有するDF-OFC(ディップフォーミング無酸素同銅)やH.S.E.処理などのオンリーワン技術を投入。それによって次元の違うスムーズさで音楽信号が通るようになるとい う。

最後のキメ玉はサンシャイン自慢のマグネシウム技術だ。これによって振動吸収性と電磁波吸収性を有する、他に類例のないリケーブルとした。分岐部にマグネシウムフィルターを埋め込んだというのだが、オーディオでは考えられない繊細な技術であるなと感嘆。ほとんどやりようがないところにこれだけやることに意味がある。「KIWAMI-GRANDE」はこれに加え特許D-RENリングを装着したアッパーバージョンだ。低、中、高域用の帯域ごとにケーブルをバーンインする技術H.S.E.Grandeも投入した。

リケーブルでここまで音が変わるとは!ただのクオリティアップや底上げするのとは次元の違う、イヤホンごと生まれ変わったような大変化である。

オーディオ的には一番の基本となるS/N。そして空間全体を含む情報量や、ダイナミックレンジの拡大が目覚ましく、サウンドや音楽全体の表現力が大きく拡充されるのだ。

モニタリングにも最適なバランスと高い解像度を有し、また鑑賞用としてはより生々しい質感とプレゼンス(存在感)が得られた。リケーブルによって、イヤホンとしての表現幅がぐんと広がったのは感動的だ。ヴォーカルはエレガントでより豊かだし、ジャズやロックには疾走するスピード感と異次元の推進力がある。ジャンルを問わず、絶大な満足感が得られる究極のリケーブルだ。

「KIWAMI(極み)」は大げさじゃない。ぜひ多くのイヤホンユーザーにお薦めしたい。サンシャインはホームページもリニューアルされた。非常にユニークなので、ぜひ一度ご覧あれ。

(提供:サンシャイン)

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