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“推し”を見逃さない!パナソニック「全自動ディーガ」は「一度使うと便利さから抜け出せなくなる」

2022/12/06 草野晃輔
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中位となる「DMR-2X302」は7チューナーと3TBのHDDの組み合わせ。構成は4チャンネルが全録用、2チャンネルが全録と通常録画兼用、1チャンネルが通常録画用。最大6チャンネルを24日間分全録することが可能だ。

エントリーモデルの「DMR-2X202」も7チューナーを備える。構成は中位のDMR-2X302と同じく4チャンネルが全録用、2チャンネルが全録と通常録画兼用、1チャンネルが通常録画用。搭載HDDは2TBモデルのため、全録できるのは最大で6チャンネルを16日間分となる。

2Kモデルはどれもブルーレイ/DVDドライブを搭載しており、再生や録画に対応する。また、全自動ディーガ共通の仕様として、全機種でドラマまたはアニメは最大90日間まで録りためが可能となっている。

どれを選ぶかは悩ましいが、ここではシンプルに考えたい。もし、使っているテレビが4K画質に対応し、4K放送をよく見るなら4Kモデルに、そうでなければ2Kモデルに絞る。そこから、何チャンネルを全録したいかを考えると自分の用途に合った機種を決めやすい。

今回は、全自動ディーガの中から4K対応で7チューナー内蔵の「DMR-4X602」を使って、使い勝手を試してみた。

膨大なテレビ番組を、サクサクとネット動画感覚で楽しめる



DMR-4X602の接続と設定は、とにかく “カンタン” だった。まずは、本機にアンテナケーブルと4Kテレビを接続する。配線は苦手だという人もいるだろうが、マニュアルのほかに同梱されている「接続ガイド」を参考にすれば難しくない。筆者には中学生の娘がおり、試しに接続をしてもらったところ、ガイドと照らし合わせながら10分かからずに正しくつなぎ終えた。

B-CASカードを2枚挿入

電源をオンにすると、「かんたん設置設定」メニューがスタートする。ここでも親切設計が行き届いており、画面の指示に従うだけでチャンネル設定やネットワーク設定が完了する。これも配線からの流れで娘にやってもらったのだが、迷わず進められた。

録画設定はあとから変更することも可能

かんたん設置設定の終盤、「チャンネル録画設定」からは筆者にバトンタッチ。ここでは、全録用の4チャンネル分と追加の2チャンネル分に放送局を指定する。追加の2チャンネル分は全録と通常録画の兼用だが、今回はいずれも全録とした。最後に「録画日数」を決める。今回はオススメとして表示された5倍録の9日間を選んだ。これで設定は完了だ。テレビ放送に画面が切り替わり、全録がスタートする。

番組ジャンルや放送局ごとに録画画質を変えることも可能。しっかり見たいものは高画質で録画し、それほどでもないものは画質を抑えてHDD容量を節約することができる

翌日録画された番組を観てみた。番組はリモコンの「チャンネル録画一覧」か「おすすめ録画一覧」から選んで再生する。「チャンネル録画一覧」は番組表形式。録画した番組が番組表にずらっと並ぶので、観たい番組を選ぶだけ。放送時間や番組名がわかっているなら、こちらから選ぶとスムーズだ。

本機のリモコン

自分にピッタリな番組を多彩な方法でおすすめしてくれる



一方の「おすすめ録画一覧」は、録画した膨大な番組を自動で整理した状態で表示してくれる。種類は大きく「おすすめ系」「よくみる系」「お録りおき系」などがあり、サクサクとネット動画感覚で番組を探せる。

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