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【特別企画】NCF採用信号系プラグ第2弾

バランスケーブルの実力を飛躍させる!革命的なフルテック最上位XLRプラグ遂に登場

2022/10/06 福田雅光
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格段に高純度で洗練された音。澄みきる空間に倍音が美しい


試聴にはフルテックのインターコネクトケーブルの現行製品、「Lineflux(XLR)」1.2mを比較用に用意し、同じケーブル部に新型プラグ「CF-601MNCF(R)」と「CF-602F NCF(R)」を装着した状態のケーブルとで比較した。アキュフェーズのプリアンプC-2900とパワーアンプP-4500間の接続に使う。

現行製品は低音の分離が良く、すっきりした抜けの良さと旋律の切れ味を出し、十分に解像度の高い内容であり、普通ならば納得できるはずだ。

ところが、新型は格段に音の純度を高め、洗練されたサウンドを聴かせてきた。高SN比で帯域はすっきり高域へ伸びきり、繊細な倍音成分を美しく表現してくる。空間表現力も澄みきり、声楽の遠近感がきれいに表現されている。また低音エネルギーの強力な躍動感も、瞬発性に優れて勢いがある。

優れた端子のケーブルこそが、バランス伝送を高音質にする



これは明らかに新型の「CF-601MNCF(R)」と「CF-602F NCF(R)」が高性能である。高音の一音一音まで、曖昧さがなく精度が高い。XLRプラグはこうでなければ。従来の多くのXLRケーブルは中間帯域までは良好でも、細部の表現力になると甘さや緩さを感じて完璧ではなかった。このようなXLRプラグが開発されて嬉しい。フルテックの努力は無論、無駄ではなかった。

フルテックのNCFバランスプラグ、「CF-601M NCF(R)」(右)と「CF-602F NCF(R)」(左)をチェック。入念な構造かつ斬新で美しい作り驚く福田雅光氏

バランス接続伝送方式は、ノイズ排除性能は理論的には高く得られるが、実際の音質は接続に使うケーブルが関係し影響するため、簡単に最高の状態になる訳ではない。ここは誤解しないように。バランス方式が音質を高めるのではなく、その効果を最大に発揮させるのは、XLRケーブルのクオリティが支配しているのである。


【CF-601M NCF(R)】【CF-602F NCF(R)】
●導体部:純銅素材のα(アルファ)-導体、非磁性ロジウムメッキのワンピース構造の導体ピン●ボディ部:特殊な「NCF」反共振減衰素材(ナイロン/グラスファイバーにナノサイズの結晶性セラミックパウダー&カーボンパウダーを調合)を耐熱性NCF液晶ポリマー樹脂と組み合わせ●ハウジング:マルチマテリアルハイブリッドNCFカーボンハウジング(外側のハードクリアコートとその下のハイブリッドNCFシルバーメッキ3kカーボンファイバーの別の層で構成)、 内部は非磁性ステンレスハウジング●導体線結線方式:ネジ止めまたはハンダによる結線●適応最大ケーブル径:10.0mm●適応導体ワイヤーサイズ〔CF-601M NCF(R)〕:撚線→14AWG(2.08 sq.mm)MAX、単芯→12AWG(3.3 sq.mm)MAX、線径→2.1mm MAX●適応導体ワイヤーサイズ〔CF-602F NCF(R)〕:撚線→13AWG(2.62 sq.mm)MAX、単芯→12AWG(3.3 sq.mm)MAX、線径→2.4mm MAX●サイズ/質量:〔CF-601M NCF(R)〕→全長約18.6φ×64.6mm、約46.9g、〔CF-602F NCF(R)〕→全長約18.6φ×70.85mm、約58.2g

(協力:フルテック)


本記事は『季刊・オーディオアクセサリー vol.186』からの転載です。

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  • ジャンルXLR(バランス)ケーブル
  • ブランドFURUTECH
  • 型番CF-601M NCF(R)
  • 発売日20220922
  • 価格15,180