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高画質は素顔の美にあり!パナソニック4K有機ELビエラ「JZ2000」は“ありのまま”を描き出す

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大橋伸太郎
2021年12月27日

ここ数年、技術革新が続き、大画面テレビの進化が止まらない。新製品も続々と登場している。しかし、パナソニック4K有機ELビエラ、「JZ2000」の王座は揺るがなかった。高画質・高音質を極めた本機に、VGPアワード審査委員長の大橋伸太郎が迫る。

映像ファンの想いに応えるパナソニックの高画質技術

現代のテレビが映し出す映像の種類は多岐に渡る。地上波から4K/8Kの放送波、VODなどウェブ動画のストリーミング、カメラ映像…。画面解像度、色域、コントラストを異にした画質差のある映像を、千差万別のユーザーの視聴環境のもと、一台のディスプレイが引き受ける。

SPEC ●チューナー:BS 4K・110度CS 4K×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3 ●パネル方式:有機EL ●画素数:3,840×2,160 ●対応HDR規格:HDR10、HDR10+、HDR10+Adaptive、HLG、Dolby Vision、Dolby Vision IQ ●音声実用最大出力:125W ●HDMI:4系統 ●外形寸法:1448W×916H×350Dmm(65型)、1227W×792H×350Dmm(55型) ●質量:約28.0kg(65型)、約23.5kg(55型)

どんな映像が入ってきても、画質の不足や偏りを補い、快適に視聴できることが求められる。しかし、映像を見つめる喜びを知る者が望むのは、美麗な化粧や演出でなく、高画質なコンテンツと一体化し、撮影監督やカラリストの意図したバランスやニュアンスをありのままに描き出す鋭敏さと、表現の器の大きさなのだ。

パナソニックは2019年の「GZ2000」で、有機ELパネルの独自設計にいちはやく成功して、「JZ2000」はさらに第2世代へと進化させた。従来の一般的なパネル構造では空気層の熱の影響が画質に微細な影響を生み出していたが、放熱特性をコントロールする独自構造で繊細なファインチューンが可能になった。

パナソニックが独自に設計・組み立てをおこなった、第2世代「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」によって、パネルの発光性能を高めると同時に、光と色の情報を分離して制御する仕組みを持つ「Dot ContrastパネルコントローラーPro」を掛け合わせることで、コントラストを大幅に強化することに成功している。

回路技術も進化していて、画面全体の色情報、輝度情報を分析し、分離して制御し、明部から暗部まで豊かな階調とそこに潜む色彩を浮かび上がらせるが、JZ2000では、入力信号をエリア毎に分析した情報を掛け合わせフィードバックを一段押し進めて、さらに綿密な光と色の表現力を生み出した。

サウンド面も立ち止まっていない。上向きイネーブルドスピーカーに横向きのワイドスピーカーが加わり、合計7つのマルチスピーカーを導入、開発にあたりテクニクスと上下左右の広がり、動きの表現について評価とチューニングを繰り返してきた。リモコン内蔵のマイクでテストトーンを測定し、マルチスピーカーを自動調整できるのも特長だ。

ディスプレイ下部に前向きに配置されたフロント&センタースピーカー3ch、側面に配置された横向きのワイドスピーカー2ch、背面のウーファー、そして天面に配置された上向きのイネーブルドスピーカー2ch、合計5.1ch+2ch構成、実用最大出力125Wというハイスペックぶり。ドルビーアトモスにも対応していて、テレビ1台で立体的な音響を楽しめる。

執筆時点で、JZ2000は現行のHDR全方式に対応している。『8K空撮夜景SKY WALK』(HDR10+)は、ヘリで空撮した横浜の俯瞰映像が大画面に映し出された瞬間から没入感を味わえる。暗部のノイズ、階調の潰れといった映像の妨害要素が皆無に近く夜闇の底まで見通すことができ高層ビルが画面に高々とそそりたち、上空を飛んで行く錯覚にとらわれる。

圧巻は後半の新宿歌舞伎町上空の映像だ。それまでの官庁街や都心部とうってかわって、ダウンタウンらしく低層ビルがひしめきあい色彩の響宴になる。JZ2000が描き出すそれは妖艶でリアル。歓楽を象徴する雑多な色彩が明るさに埋没して一様にならず、存在を生々しく主張し競い合う。

輝度と色彩を独立して制御する「Dot ContrastパネルコントローラーPro」はヒストグラムを活用して情報をエリア別にフィードバックするように進歩してきたが、的確に動作していることがこのクライマックスの映像で証明される。

『クルエラ』(HDR10)は、HDRのダイナミックレンジを活かした映像の切れ味に増して中間色の豊富なニュアンスに目を奪われる。バロネスのハウスの中のオートクチュールドレスは原色でなくヤニっぽいシックな中間色の響宴である。JZ2000は控え目なコントラストレンジの中にひしめく中間色の群れを持ち前の広大な色域とパネル制御技術で目も綾に描き出してみせる。

名画のワンシーンの真意が時を超えて浮かび上がる

『地獄の黙示録 ファイナルカット』(ドルビービジョン)終盤のカーツとウィラードの面会シーンはドルビービジョンのコントラストを得て初めて演出と撮影(ヴィットリオ・ストラーロ)の意図が浮かび上がった。

ジャングルの奥に王国を築いたカーツの顔半分が闇に埋もれているが、JZ2000は隠された表情を絶妙のバランスと節度を持ってあらわに描く。そこに潜むものは「恐怖」である。従来は黒を早く引き込みすぎて潰れて隠されていた。コッポラの深慮に富む演出とマーロン・ブランドの入魂の演技が40年の時間を超えて浮かび上がった瞬間である。

よく使う機能を見やすいアイコンで確認、操作できるGUI。アップデートにより、IoT対応家電と連携し、洗濯や調理の動作終了のお知らせを音声でプッシュ通知してくれる機能も加わった。スマートTVアプリも豊富で、NetflixやPrime Videoなどに加えて、新たにディズニープラスに対応。4Kのネット動画も快適に視聴できる。

しかし、HDRソフトにも増してJZ2000の真の実力を知らしめたのは、SDRの2KBD『ノマドランド』だった。アメリカ映画は「放浪」を繰り返し描いてきた。古くは1960年代の『イージーライダー』、21世紀になっては『イントゥ・ザ・ワイルド』。アメリカ映画は人間の所業と対比するようにアメリカの自然の荘厳さを哀しいほど美しく映画的に描いてきた。

『ノマドランド』は全編ロケーション撮影だが、過去の映画と異なっていてそこに登場するアメリカの国土は実景以上でも以下でもない。一見ありふれた埃っぽい風景が登場人物にとってはかけがえがなくいとおしいのである。

JZ2000は映画の中のアメリカの素顔に何も足さず引かない。作為や演出がないから、映画をみる者が登場人物の視線と一体になれる。アメリカはそれぞれの心の中にある、という映画のメッセージが浮かび上がる。

JZ2000で見る映像には豊かな気付き、がある。地道な改良の積み重ねで有機ELビエラが掌中にしたものは、映像を愛するものが追い求める「素顔の美」であった。高画質は素顔の美にあり…。不変の事実をJZ2000が教えている。

(提供:パナソニック株式会社)

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