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完全ワイヤレスなのに超低遅延!EPOSの“ゲーム向け高音質モデル”「GTW 270 Hybrid」レビュー

公開日 2021/01/22 06:30 折原一也
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臨場感抜群の高音質と低遅延がスゴイ

実際にゲームプレイを体験してみよう。まずはPS5で『Call of DutyR: Black Ops Cold War』のキャンペーンモードからプレイしていくと、基地からヘリコプターで出撃するシーンの臨場感の再現が本当に素晴らしい。

音はオブジェクトを粒立ち良く鳴らす、といった次元をとっくに超えている。銃撃もヘリが飛ぶ音も、リアルに空間に存在していて、空気感すら再現するような超本格的な臨場感。なにより音がリアルだ。銃の撃ち合いでは音の位置感を斜め方向を含めて正確に再現するだけでなく、音楽のスケール感も共存する。

さらにイヤホン特有の左右に分離する音ではなく、オーバーヘッド型ヘッドホンで聴いているかのような前後の位置感も出る。気になる遅延についても、自分の発砲に対してハッキリとした遅れを感じるところがなく、プレイにまったく支障がないレベルだ。

Nintendo Switchでは、『モンスターハンターライズ』の体験版でオサイズチ討伐を体験した。モンハンというと、あのお馴染みのメインテーマがBGMとして流れるが、これを自然でゆったりとした高音質で楽しめるため気持ちが高まる。

Nintendo SwitchではBGMを高音質に再生。環境音も臨場感たっぷりだ

狩りを始めても臨場感たっぷりに空間を広げる環境音に、回避モーションや太刀を叩きつけた音は中低域の沈み込みも自然で深い。ゲーミング仕様のサウンドというとやや高域を強調するキツめな音を想像しがちだが、GTW 270 Hybridはむしろ音の情報や自然な繋がりで勝負するタイプ。遅延については攻撃モーションやメニュー操作を試しても、体感上で気になるところはナシだ。

AndroidスマートフォンでアクションRPG『原神』をプレイ。普段から聴き慣れているので自然と評価も厳しくなるが、例えば璃月港に降り立つと喧騒の音に臨場感があり、カメラを回すと街の人の声も斜め後ろといった方向まで位置が回る。そしてオーケストラ演奏のBGMは楽器の音の生っぽさを感じられるほどに高音質。戦闘でも『原神』では複数の敵を同時に相手することが多く、カメラ外の位置にいる敵の出す声や攻撃してくる音の位置も自然と分かる。

『原神』では臨場感だけでなく、人の声の方向まで再現。遅延も分からないくらいだ

音の遅延についても、例えば主人公の剣を降るモーションの風切り音も画面に追従できていて、一般的なBluetoothイヤホン以上よりも遅延よりもハッキリと小さい。スマホ内蔵スピーカーの音と比べてもタイミングの違いがほぼ分からないくらいだ。

なお、低遅延であるということは動画配信の視聴でも有効だ。スマートフォンでNetflix『今際の国のアリス』などの実写作品を視聴しても、動画と音のズレを気にならず視聴できた。音質についてはゼンハイザーの「CX 400BT True Wireless」を感じさせるクオリティで、このサウンドを低遅延で味わえるのが本機ならではの魅力だろう。



EPOSのゲーミングヘッドセットについてはヘッドホン型の「GSP 601」「GSP 602」もレビューしているのだが、EPOSはなぜここまで高音質なゲーミング用イヤホンを作ってしまうのだろうか。

その理由は、もちろんEPOSが世界屈指の高音質イヤホン・ヘッドホンブランドのゼンハイザーから分社化したという設立背景にあるのだが、やはり今どきゲームのサウンドは作り込まれていて、高音質なイヤホン・ヘッドホンでプレイするとゲームの臨場感、没入感が格段に上がる。

リズムゲームのようにタイミングにシビアなゲームにも役立つ

そこに完全ワイヤレスイヤホン型という新しい提案をしつつ、ゲーマーにとって重要な低遅延までケアしているEPOS「GTW 270 Hybrid」は、音質にもゲームプレイの体験にも妥協しない、多くのゲーマーに推薦したいゲーミングデバイスだ。

(提供:EPOS Japan株式会社)

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