【特別企画】2台連携でステレオ再生にも対応
“オリジナルを越える”UEの自信作!BTスピーカー「WONDERBOOM 2」は機能もサウンドも進化した
高橋 敦
2019年08月10日
今やBluetoothスピーカーの定番となった “ボトルスタイル” を定着させたのが、Ultimate Ears「UE BOOM」シリーズ。そのUE BOOMの持つ幅広い再生周波数帯域を維持しながら、ボトルの高さを半分程度にしたコンパクトモデルが「WONDERBOOM」だ。2017年春の登場から2年超、遂にそのアップデート機「WONDERBOOM 2」が発表された。
WONDERBOOM 2だが、デザイン上ではカラーバリエーションが変更され、ハンギングループがツートンカラーになっている。細かいところでより洗練された印象だ。しかし、真に注目すべき今回のアップデートのポイントは、外観ではなく中身、スペックや機能にあるのだ。
そもそも、WONDERBOOMのデザインはルックスの面だけでなく、シンプルにまとめられた操作性の面からも高い完成度に達している。それを目新しさ目当てに下手にいじってもバランスを崩すだけ。だからこそUEも基本デザインをキープしたのだろう。
先ほど言ったように、WONDERBOOM 2が進化したのは中身の部分。中でも特にスペック面は分かりやすく、数値や等級が明確に向上している。まずバッテリー駆動時間は、前モデルでは10時間だったところ、WONDERBOOM 2では13時間まで再生可能になっている。30%と大幅アップしているので、その効果は日常において十分に体感できるはずだ。
そして防水等級はIPX7からIP67に。前者が「防水7級」のみを示すのに対して、後者は「防塵6級+防水7級」を示している。つまり前モデルと同じく「少し濡れたくらいでは何も問題ない」ことに加えて、「細かな塵などの侵入も許さない」ので、砂浜などで使う場合などアウトドアでの安心感がさらに高められたというわけだ。もちろん1.5mからの落下試験をクリアした耐衝撃性や、プール等に落としても沈まずに浮かんでくれる拾いやすさ、どこでも引っ掛けて使えるハンギングループも継承している。
機能面では、「アウトドアブースト」と「ステレオ/ダブルアップ・再生」が新要素となる。「アウトドアブースト」は名前の通り、屋外利用時に向けたサウンドモード。底面にある専用ボタンを押すことで、通常時のサウンドよりも、音圧感や中高域の明瞭さを重視したサウンドに切り替えられる。音量的なブーストを行うというより、屋外でより聴き取りやすく、遠くまで届きやすいチューニングに切り替えたモードという理解が正しいだろう。
「ステレオ/ダブルアップ・ペア再生」は、WONDERBOOM 2同士を組み合わせて使う際の新機能。2個組み合わせての利用は前モデルでも可能だったが、「両方から同じ音を再生して合計音量を引き上げたり、届く範囲を広げたりする“ダブルアップモード”」に加えて、今回は新たに「ステレオ左右chをそれぞれに割り振って再生する“ステレオモード”」も搭載し、任意で切り替えられるようになった。
2台使う際には、天面部中央にあるボタンを2台同時に長押しすることで連携できる。連携後まずダブルアップモードが選択され、もう一度2台同時に中央のボタンを長押しするとステレオモードに切り替わる。この機能を使えば、屋外の広い空間でみんなで聴くなら前者、室内の決まった場所で一人で聴くなら後者といった使い分けも可能だ。
そしてアウトドアブーストやペア再生も含め、操作にはスマホアプリは不要。本体ボタンの簡単な操作のみでスピーカーの全機能を利用できるのも、WONDERBOOMシリーズの特徴だ。単純にその方が分かりやすく手早いし、水辺などのアウトドアシーンでは濡れた手でスマホを扱いたくないこともあるだろう。本体で完結するこの操作性は、アウトドアスピーカーとしても合理的だ。
WONDERBOOM 2だが、デザイン上ではカラーバリエーションが変更され、ハンギングループがツートンカラーになっている。細かいところでより洗練された印象だ。しかし、真に注目すべき今回のアップデートのポイントは、外観ではなく中身、スペックや機能にあるのだ。
そもそも、WONDERBOOMのデザインはルックスの面だけでなく、シンプルにまとめられた操作性の面からも高い完成度に達している。それを目新しさ目当てに下手にいじってもバランスを崩すだけ。だからこそUEも基本デザインをキープしたのだろう。
先ほど言ったように、WONDERBOOM 2が進化したのは中身の部分。中でも特にスペック面は分かりやすく、数値や等級が明確に向上している。まずバッテリー駆動時間は、前モデルでは10時間だったところ、WONDERBOOM 2では13時間まで再生可能になっている。30%と大幅アップしているので、その効果は日常において十分に体感できるはずだ。
そして防水等級はIPX7からIP67に。前者が「防水7級」のみを示すのに対して、後者は「防塵6級+防水7級」を示している。つまり前モデルと同じく「少し濡れたくらいでは何も問題ない」ことに加えて、「細かな塵などの侵入も許さない」ので、砂浜などで使う場合などアウトドアでの安心感がさらに高められたというわけだ。もちろん1.5mからの落下試験をクリアした耐衝撃性や、プール等に落としても沈まずに浮かんでくれる拾いやすさ、どこでも引っ掛けて使えるハンギングループも継承している。
機能面では、「アウトドアブースト」と「ステレオ/ダブルアップ・再生」が新要素となる。「アウトドアブースト」は名前の通り、屋外利用時に向けたサウンドモード。底面にある専用ボタンを押すことで、通常時のサウンドよりも、音圧感や中高域の明瞭さを重視したサウンドに切り替えられる。音量的なブーストを行うというより、屋外でより聴き取りやすく、遠くまで届きやすいチューニングに切り替えたモードという理解が正しいだろう。
「ステレオ/ダブルアップ・ペア再生」は、WONDERBOOM 2同士を組み合わせて使う際の新機能。2個組み合わせての利用は前モデルでも可能だったが、「両方から同じ音を再生して合計音量を引き上げたり、届く範囲を広げたりする“ダブルアップモード”」に加えて、今回は新たに「ステレオ左右chをそれぞれに割り振って再生する“ステレオモード”」も搭載し、任意で切り替えられるようになった。
2台使う際には、天面部中央にあるボタンを2台同時に長押しすることで連携できる。連携後まずダブルアップモードが選択され、もう一度2台同時に中央のボタンを長押しするとステレオモードに切り替わる。この機能を使えば、屋外の広い空間でみんなで聴くなら前者、室内の決まった場所で一人で聴くなら後者といった使い分けも可能だ。
そしてアウトドアブーストやペア再生も含め、操作にはスマホアプリは不要。本体ボタンの簡単な操作のみでスピーカーの全機能を利用できるのも、WONDERBOOMシリーズの特徴だ。単純にその方が分かりやすく手早いし、水辺などのアウトドアシーンでは濡れた手でスマホを扱いたくないこともあるだろう。本体で完結するこの操作性は、アウトドアスピーカーとしても合理的だ。
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