スピーカー「Theater Black」シリーズと組み合せてチェック

ネット動画も3Dサラウンドで! イマーシブ入門に最適なパイオニアAVアンプ「VSX-834」レビュー

鴻池 賢三

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2019年04月11日
ドルビーアトモスやDTS:Xといったイマーシブサラウンドフォーマットの登場により、頭上方向も含めて360度包み込まれ、より「リアル」な表現が可能になったホームシアター。しかしながら、対応AVアンプの購入や買い替えが必要となると、マニア以外の一般ユーザーは付いていけていない感があったのも事実。

そんな中、最新機能をコンパクトボディーに凝縮し、価格も抑えた有望なエントリーモデルとして登場したのが、パイオニア「VSX-834」である。その実力はどんなユーザーに適しているのか、実際にいろいろなソースを試聴し、使い勝手や音質を確認した。

「VSX-834」(予想実売価格63,000円前後)

最新フォーマットにも対応する、スリムなエントリーモデル「VSX-834」

VSX-834は高さ148mmとスリムなボディーに、7chパワーアンプと2系統のサブウーファープリアウト端子を内蔵したコンパクトな7.1ch対応モデル。ドルビーアトモスおよびDTS:Xのデコードに対応し、最新のイマーシブサラウンドが「5.1.2」構成で楽しめる。

7ch AVアンプとしてはスリムな外観の「VSX-834」

フロントパネルは樹脂素材ながら、表面の仕上げが非常に良好で、一見、アルミ材を使用する上位モデルと見分けがつかなかった。この立派な面構えなら、マニアのホームシアター専用室でも通用するだろう。リビングでもインテリアを引き締めてくれるに違いない。

正面の質感も上位モデルに見劣りしない

スピーカー接続は、基本と言える7.1chや5.1ch構成はもちろん、設定により「5.1.2」や「3.1.2」といったイマーシブサラウンド環境が構築できる。また、DTS:Xコンテンツ再生時に2.1chスピーカー構成を仮想的に「5.1.2」に拡張する「DTS Virtual:X」機能を搭載するほか、後日のファームウェアアップデートにより、ドルビーアトモスコンテンツ再生時、2.1chで仮想的に「5.1.2」スピーカー構成を再現する「Dolby Atmos Height Virtualizer」機能の追加も予定されている。スピーカー設置に制約がつきまとうリビングや、低コストでスタートしたいエントリーユーザーに嬉しい機能にも注目だ。

ドルビーアトモス/DTS:X他、最新の視聴環境への対応は十分

パイオニア最新のホームシアター用スピーカーと組み合わせて視聴

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