7chアンプ搭載

パイオニア、アトモス/DTS:Xのバーチャル再生に対応したエントリーAVアンプ「VSX-834」

編集部:川田菜月
2019年02月05日
オンキヨー&パイオニアは、パイオニアブランドより、ドルビーアトモス/DTS:Xのバーチャル再生に対応したAVアンプ「VSX-834」を2月中旬から発売する。価格は65,000円(税抜)。

「VSX-834」

VSX-834は同ブランドのエントリークラスに位置づけられるAVアンプで、7chアンプを搭載。最大7.1chの再生に対応する。ドルビーアトモス/DTS:Xにも対応。それぞれ5.1.2ch/7.1chに加え、3.1.2ch/2.1.2chでのオブジェクトオーディオ再生が可能だ。

また、最新のサラウンド技術「Dolby Atmos Height Virtualizer」および「DTS Virtual:X」にも対応。トップスピーカーやサラウンドスピーカーがなくても、3次元の音像を仮想的に創り出すバーチャル再生が可能だ。なお、Dolby Atmos Height Virtualizerへはファームウェアアップデートで対応する。

HDMI端子は4入力1出力を搭載。伝送帯域18Gbps、4K/60p 4:4:4/24bit映像などフルスペックの4K信号のパススルーに対応する。フルHD映像をアップスケーリングする4K超解像度技術「Super Resolution」も搭載する。ドルビービジョンや、HDCP 2.2/HDR10およびHLG/広色域信号規格のBT.2020のパススルーにも対応。3D映像、ARCもサポートする。

アンプ部については、実用最大出力155W/chの7chディスクリートアンプを搭載。筐体設計は上級機で培われた「ダイレクトエナジー」思想を継承し、パワーアンプ部の伝送経路の短縮化やクリーングランド化の徹底、線材のスタイリングなど細部にわたり高音質化を図っている。

高精度音場補正機能「MCACC」を搭載し、スピーカーの大小/音量/距離/クロスオーバーを判定し、異なるスピーカーをすべて同じスピーカー、同じ距離で鳴らしたように調整。EQ補正には全てのスピーカーの調整のほか、低域の音色調整を行うサブウーファーEQ補正も搭載。さらに「フェイズコントロール」技術によりサブウーファーの低域の遅れ(位相ズレ)を解消し最適化するとのこと。

本体サイズは従来モデル「VSX-832」と比較して、出力パワーなど性能は維持しつつ、高さを約15%抑えたコンパクトサイズに仕上げており、よりTVラックなどへの設置もしやすいとしている。本体およびリモコンには好みの音量やサラウンド設定を3つまで保存し呼び出しできる「パーソナルプリセット」キーを備える。

その他、セリフやボーカルの音量を調整して聴きやすくする「ダイアローグエンハンスメント」、圧縮音声をCDに近い音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」、テレビのリモコンで操作できる「HDMI CEC」機能、ドルビー・イネーブルド・スピーカーを最適化して再生する独自技術「Reflex Optimizer」なども搭載する。

HDMI以外の入出力端子は、光/同軸デジタルが各1系統、アナログ音声入力が3系統、プリアウト出力がサブウーファー2系統、プリ/ラインアウトZONE B出力が 1系統、ストリーミングデバイスなどへの電源供給用のUSB端子が1系統、FM/AMのアンテナ端子が各1系統、スピーカー端子は7系統、ヘッドホン端子はフロントに1系統装備する。

Bluetoothによるワイヤレス再生にも対応、バージョンは4.2、対応コーデックはSBC/AAC。消費電力は370W(待機時0.1W)、外形寸法/質量は435W×148H×321Dmm/8kg。

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