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感動できる体験を提供するための工夫とは?

ECLIPSEパートナーショップの取り組みを探る− <浜松・Tsubaki Audio><名古屋・ノムラ無線>編

公開日 2018/06/20 10:09 編集部:小澤貴信
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ECLIPSEパートナーシップ認定店
椿テレビ商会 Tsubaki Audio
(静岡県・浜松市)

椿テレビ商会 Tsubaki Audioの店舗

ECLIPSEの音を実際に聴いて、納得して選んでもらうことを大切に

“楽器の街”として知られる静岡県・浜松市に店舗を構えるTsubaki Audioは、椿テレビ商会が手がけるオーディオショップだ。椿テレビ商会は創業58年という歴史あるショップで、家電専門店からスタートした後、オーディオも手がけるようになった。現在、店舗の1階がテレビから白物家電までを扱う椿テレビ商会、2階がTsubaki Audioとなっている。

お話を伺った(株)椿テレビ商会 Tsubaki Audioの鈴木伸治さん(右)と鈴木誠治さん(左)

Tsubaki Audioでは、広々としたスペースに大型モデルを含む各社のスピーカーシステム、アンプやプレーヤーがずらりと並ぶ。本格的なホームシアタースペースも用意しており、AVやサラウンドにも力を入れる。ヘッドホンやシステムオーディオといったジャンルもカバーしているのに加え、オーディオアクセサリーや音楽ソフトの豊富な品揃えも同店の特徴だ。

店内では数多くのスピーカーシステムが試聴可能。ECLIPSEのTD510ZMK2もそのひとつだ


アンプやプレーヤーも豊富な品揃えを誇る。アクセサリーや音楽ソフトの充実も特筆できる
ECLIPSEのスピーカーシステムの展示も充実しており、様々なモデルの音を実際に聴くことができる。ステレオスピーカー試聴コーナーでは「TD510ZMK2」と「TD508MK3」を用意。後述するように「お客様に実際に聴いて納得してもらうこと」をモットーとしている同店、各モデルの音をじっくり体感することができる。


こちらはTD508MK3


数多くのブックシェルフ型スピーカーも聴き比べ可能
様々なオーディオシステムやワイヤレススピーカーが用意されているスペースでは、CDレシーバー「CDR1」と「TD307MK3A」の組み合わせ、USB入力も備えたオールインワンモデル「TD-M1」も用意。また、スクリーンを備えたシアタールームでは、サブウーファー「TD725SWMK2」がリファレンスとして設置されており、天井にはアトモス/DTS:X用スピーカーとして「TD508MK3」「TD307MK3A」も配置されている。


CDR1 307 PACKも展示。ECLIPSEパートナーシップを示す盾も飾られている

鈴木さんはECLIPSEのスピーカーの魅力について、フルレンジユニットや独特の形状により、一般的なマルチウェイ・スピーカーでは難しい原音に忠実なサウンドが実現できることだと語る。ECLIPSEのサウンドに興味を持ったお客様に対しては、どのようなアプローチで正確なインパルスレスポンスや位相を可能にするのかを理論立てて説明する。ECLIPSEへの理解が深まり、結果として製品選びの後押しにもなる。

お話を伺った同店の鈴木誠治さんによれば、ECLIPSEのスピーカーを選ぶ方には音楽関係者も多いという。ヤマハやカワイといった名だたる楽器ブランドが本拠を置く“楽器の街”らしいエピソードだが、そのような方は一様に「スタジオで鳴っている音に一番近い」ことを選んだ理由に挙げるのだという。

また、サブウーファーもECLIPSEが非常に強い人気を誇っている。指名買いはもちろん、実際にその鳴り方を聴いてECLIPSEを選ぶ方も多いとのこと。鈴木氏は「サブウーファーの存在を感じさせないこと、そして低音のスピードが早いことが多くのユーザーに支持されている理由」と語る。

シアタールームにはサブウーファー「TD520SW」を常設

本格的なシアタールームを店内に用意。天井にはTD508MK3などがアトモス用に設置

同社は店頭において「お客様に製品をしっかりと試聴してもらい、納得した上で購入してもらう」ことをモットーにしている。好みの音がまだ掴めていない方も、いろいろなスピーカーを実際に聴くことで自分の好みが見えてくる。実際に製品の音に触れてもらうことは非常に重要だと鈴木氏は語る。ECLIPSEのスピーカーやオーディオシステムについても、店頭で気軽に試聴を行うことができる。ハイエンドオーディオも揃える専門店ながら、お客様との距離の近さを感じさせる雰囲気も印象的だった。

鈴木氏自身、パートナー向けセミナーで試聴したECLIPSEのサウンドに強い感銘を受けた経験が、お客様にその特徴や長所を伝える点で役立っているという。ECLIPSEを手がけるデンソーテンの本社スタジオに用意された5.1chシステムは、非常に定位が優れていて、平面配置なのに立体的に音が展開することに感動したと鈴木氏。同じような感動を店舗でも体験してもらうことが重要だと考えているという。

ワイヤレススピーカー「TD-M1」も展示

ECLIPSEはパートナーシップ店向けの様々な研修制度を設けているが、鈴木氏はこれらの研修の成果が、店頭での体験の向上に役立っていると語る。「ECLIPSEのスピーカーだから可能な“正確な音”を理解するためには、音響についての知識も必要になります。自らが体験して身についた理解は、お客様にECLIPSEの製品の魅力を説明を行う上でおおいに役立ちます」と鈴木氏は語る。

TSUBAKI AUDIOは、お客様が実際に製品を体験できる場を提供すると共に、ECLIPSEの本質をしっかりと説明することで、“感動を与えられる場所”を作り出している。近隣にお住まいのかたはぜひ、いちどTSUBAKI AUDIOに足を運んで、ECLIPSEの音を体感してみてほしい。

<店舗データ>

(株)椿テレビ商会 TSUBAKI AUDIO
所在地:〒430-0941 静岡県浜松市中区山下町157
TEL:053-471-8181
FAX:053-472-9841
URL:http://www.tsubakiaudio.co.jp/
営業時間:9:00AM〜7:00PM(毎週水曜定休日)

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