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【特別企画】外音取り込みも。通話品質も高い

Jabraの完全ワイヤレスイヤホン「Elite 65t」が本気でスゴイ! 音声アシスタント完全対応、隙の無い機能と完成度

2018/06/15 折原 一也
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デンマーク発のイヤホンブランド、Jabra(ジャブラ)。日本ではスポーツ用イヤホンの紹介が多い同社が、完全ワイヤレスイヤホン第3弾として発売した「Elite 65t」(Amazon販売ページ)。1月に米国・ラスベガスで開催されたCES 2018で「Siri」「Googleアシスタント」「Amazon Alexa」全対応を果たした先進的なイヤホンとして強烈に記憶に残っていた。

そんな、多機能完全ワイヤレスイヤホンの最先端である「Elite 65t」が、日本でもついに発売開始された。早速レビューしていこう。

Jabra「Elite 65t」。参考価格は24,980円(税抜)

>Amazon販売ページはこちら


「Elite 65t」のイヤホン本体は、チタンブラック色のプレートをあしらったデザインで、IP55防水防塵というタフネス仕様も備えている。

イヤホン本体に開けられた穴は本体に4つ搭載するマイクの穴で、小さな筐体ながら装着時にはマイクが口の方を向き、高品位な通話を実現する。右ユニットには多機能(Multi-Function)ボタンを搭載。左ユニットには小さなポッチが付けられた、音量アップ/音量ダウンのボタンを搭載する。

4つのマイクが内蔵される

外耳の内側にぴたりとフィットする構造で、装着感は抜群。イヤージェルはシリコンタイプが付属しており、標準はMサイズ。S、Lサイズへの交換もできる。イヤホン本体最大5時間の連続再生が可能。充電ケースと組み合わせればバッテリー持続時間は最大15時間というスタミナ仕様だ。重量はイヤホンが6.5g、充電ケースは67gに収まっている。

イヤーピースは3サイズ付属。取り付け部位は浅め

Bluetooth規格は最新のBluetooth 5.0を採用し、コーデックはAACに対応。左右の接続には途切れにくいとされるNFMI(近距離磁界誘導)技術を採用する。

ケースは跳ね上げ型のフタ付きで、底面にUSB端子がある。なお、ケースには固定用の磁石やツメは無いので、念のため開け口は真上に向けるようにした方が良い

最初のペアリングの操作は、右のユニットを取り出して5秒間長しでスタート。当初は英語でアナウンスされるが、後述するアプリで言語設定を変更すると、日本語化された女性のボイスでガイダンスが行われる。以後は、左側ユニットも取り出すと自動で接続される。

ボタン部分にLEDが内蔵される

■「Hearthrough」からAIアシスタントまで設定できる「Jabra Sound+」のアプリ

「Elite 65t」を使いこなす上で、必ず導入すべきなのがiOS/Android向けに提供されている「Jabra Sound+」アプリだ。アプリを起動すると「基本設定」「通勤」「フォーカス」のタブが表示。タブを切り替えることで、各シチュエーションでのサウンドチューニングをカスタマイズできる。最初の「基本設定」のタブには”波の音”が収録されており、再生することで「Elite 65t」のもたらす、広がりある音と音のつながりを体験させてくれる。

「Jabra Sound+」の基本画面。3つのタブが存在する

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