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音楽を整理して転送できる

DAP選びは楽曲転送ソフトも要注目。rubato/private対応「X-DAP Link」のメリットとは?

公開日 2017/04/28 18:53 ファイルウェブ編集部
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すべて選択し終えたら、転送したいストレージの「↓」中央をクリック。確認ウインドウが開き、転送する曲の確認ができる。

この時「今までにコピーしたファイルを全て削除する」チェックボックスを入れると、ストレージ内のデータを消去してから転送を開始する。楽曲の総入れ替えをする時に便利な機能だ。

「↓」ボタンを押すと、転送する楽曲の一覧が表示される

OKをクリックすれば、実際に転送が開始する。X-DAP Linkで転送した楽曲データは、転送先に作られる「X-DAP Link」フォルダに格納される。

ちなみに、X-DAP Linkを用いずに楽曲を転送することも可能だ。その場合はrubato/privateをパソコンに接続し(自動的にUSBマスストレージモードになる)、エクスプローラーからフォルダを開いて、転送したい曲をドラック&ドロップすればいい。X-DAP Linkを使って転送したデータと同様に認識されるので安心だ。


タグの編集方法

X-DAP Linkは、楽曲のメタデータを編集できることも特徴だ。リストに表示されている楽曲を右クリックし、「選択された項目のプロパティを表示する」を選ぶと、タグ編集ウインドウが開く。ここから楽曲のタイトル、歌手名、CD名などを個別に入力できる。アルバムジャケットを登録して、X-DAP Link上やDAPで表示したければ、「アートワーク」項目の「画像追加」から写真を選ぶことができる。

メタデータの編集画面

アートワークの追加も可能だ


今後のさらなる使い勝手向上にも期待

X-DAP Linkは定期的にバージョンアップも行っていて、現在の「バージョン1.2.0」までに、音源配信サイト「e-onkyo music」からrubato/privateに直接ダウンロードした楽曲をPCに転送する機能、新しいハイレゾフォーマット「MQA」ファイルのみを表示する機能などが新たに追加されるなど、着実に進化を遂げている。

今後もユーザーの声を反映したアップデートが予想される「X-DAP Link」は、音楽データベース管理・転送ソフトの新しい選択肢として期待できそうだ。



どんなに素晴らしいDAPでも、楽曲転送に手間がかかっては、音楽を聴く機会がかえって減ってしまいかねない。そこでオンキヨー「rubato」とパイオニア「private」は、使いやすく、なおかつ機能性を充実させた転送ソフト「X-DAP Link」を独自に開発。さらに手軽に、良い音でハイレゾが楽しめる環境を提供している。

rubato/privateをお使いなら、ぜひX-DAP Linkを試してみてほしい。そしてDAP選びに迷っている方は、「手軽に楽曲転送が行えるか」という点にも、ぜひ注目してみてほしい。

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