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<山本敦のAV進化論 第107回>

【レビュー】ウォークマン史上最高ハイエンド「WM1Z」「WM1A」をじっくり聴いた!

2016/09/23 山本 敦
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フロントのディスプレイまわりのベゼル、ZX1やZX2と同じシボ加工された背面パネルはブラックだ。底面のWM端子、SDカードスロット周りの樹脂製のパーツは、WM1Aと並べてみるとWM1Zの方はゴールドのシャーシに合わせてやや茶色がかっているようにみえる。

底面にストラップホールとWM-Port、microSDカードスロットを1基搭載する。パーツの色が微妙に違う

WM1Aは、本体を手に持つとずっしりと重い。スペックの記載では約455g。もし近くに500mlのペットボトルに入った水やお茶などがあれば、手にとってみて、大体これぐらいだなと思い描いて欲しい。アウトドアに持ち歩くのであれば、ペットボトル1本分の荷物になることは覚悟したい。

WM1AはZXシリーズと同じく、アルミ押し出し材から削り出したパーツをシャーシのベースにしている。スペックの記載で比べると、WM1Aの約267gに対して、前機種のZX2が約235gなので、32gほど重くなった程度だ。本体の最大外形寸法を比較するとZX2が約18.5mmだが、WM1シリーズは約19.9mmと少し厚みが増している。

この厚みが加わった分、4.0型ディスプレイに搭載したタッチパネルUIの操作感については、最近のスマホのように片手持ちでもサクサク快適というわけにはいかなそうだ。だが、タッチパネルのほかにも本体の側面に音楽再生用の物理ボタンが付いている。これが片手持ちでの操作をいい感じに助けてくれる。

WM1ZとWM1Aの反対側側面を並べてみた。それぞれ反対側の側面は相手方と同じボタン構成になっている

A20、ZX100と直近で発売されたウォークマンはフロント側に十時のボタンインターフェースを採用していたが、WM1の2機種はZXシリーズの流れを組む側面ボタンを継承する。音楽再生がスムーズにできるので便利だ。

WM1シリーズは左右側面のトップが少し張り出した新しいデザインに切り替わっている。ディズニーシーの人気アトラクションである「タワー・オブ・テラー」のホテルに似た感じだ。実機をしばらく使ってみると、サイドボタンを操作するときなどに、トップの張り出しがフックになって片手持ちがよりしっくりと収まる。ZXシリーズでは賛否両論があった背面ボトムのアンプブロック部分の出っ張りが無くなって、フラットになったことも携帯性の向上につながっている。筆者の実感としては、ちょっと重くなったけれど、新しいデザインは使ってみると満足できた。

側面のトップにちょっとしたでっぱりがあるのがWM1シリーズの個性。片手持ちの際によいフックになる


■独自OSへの変更による新UIを採用

Android OSから独自のOSに切り替わったこともWM1シリーズの大きな変更点の一つだ。オーディオ専用機として、ソニーらしい作り込みがしやすくなることが新OSを採用する大きなメリットの一因であるようだ。今回は発売前の試作機を借りてテストしているので、UIのデザインはほぼこのまま変更はないようだが、レスポンスについてはまだ完成していないようなので、その点の感想についてはまた別の機会に改めて述べることにしたい。

シンプルなホーム画面。メニューへの入口と音楽再生アイコンが上下に並ぶ

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