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鴻池賢三が今注目のモデルを一斉チェック

【特集:“6畳100インチ”プロジェクター集中レビュー】エイサー「H6510BD」

公開日 2013/10/09 12:00 鴻池賢三
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<MODEL 1>
入力端子が豊富なフルHD DLPプロジェクター

ACER
H6510BD
¥OPEN(予想実売価格119,800円前後)>>製品データベース
2012年12月21日発売


形式 画面解像度 明るさ 100インチの最短投射距離 台形補正 (タテ/ヨコ) ズーム 3D対応
DLP
1,920×1,080
3,000lm
2.6m
○/ー


■入力端子が充実。ゲーム向け機能も搭載

フルHD解像度で実売10万円弱と手頃な価格が魅力の3D対応DLPプロジェクター。3D再生にも対応するが、3Dメガネは別売りとなる。100インチ投射に必要な距離は2.5m。最大3,000ルーメンの光出力を誇り、明るい部屋にも強い。

NVIDIA社の3D方式である「3DTV PLAY」に対応するので、手軽に3D映像を楽しみたいゲームファンにおすすめできる。入出力端子が豊富で、HDMI入力2系統のほか、コンポーネント、コンポジット、S-Videoの映像入力、D-Sub映像の入力とスルー出力、USBおよびコントロール用のRS-232端子などを装備する。

設置面については、ネジ式の足を回転させることにより、映像の高さを微調整できるほか、上下の台形補正機能を備える。

■フルHDならではの精細感を10万円を切る価格で実現

フルHDならではの精細感のある画質が特徴。画素間の格子や画素のツブツブが目立ちにくいのもDLPならではだ。色域は特に広くないが、HDTVをおおむねカバーしている印象で実用上問題はない。映像調整に関しては、OSDの日本語表記が一般的に使用されているものと異なる部分がある点などは、初心者はやや使いづらさを感じるかもしれない。DLP方式に特有のカラーブレーキングの見え方は、同価格帯の他社製品と同等のレベル。ファンの騒音も大きめだが、フルHD解像度と価格を重視するユーザーには貴重な選択肢となるだろう。

ACER H6510BD
【SPEC】●解像度:1,920×1,080 ●明るさ:3,000lm ●コントラスト比:10,000:1 ●スピーカー:内蔵 ●映像入力端子:HDMI×2、コンポーネント×1、S×1、コンポジット×1、D-Sub15ピン×1 ●外形寸法:264W×78H×220Dmm ●質量:2.2kg



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