[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第45回】僕の大自然体感日記:JVCケンウッドの木枠SP「Forest Notes」と5日間暮らした結果

高橋敦

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ

2013年05月10日
超インドア派の高橋敦が大自然を体感できるステキなスピーカーが登場

重度のインドア派な上に職業がフリーライターなものだから通勤することもなく、ひきこもり生活を続けている僕。この春も「花粉? 有害微粒子? 家から出ない俺様完全勝ち組!」というすばらしい日々を送っていたが、すばらしい日々を送っていたわりには心身ともに疲れ気味だ。いつの間にか、僕も若いつもりが年をとったということだろう。

こんなときに必要なのはリフレッシュだ。休みがとれたら人がいないとこにいこう。いや、人がいないというだけなら、僕のこの部屋こそがまさにその場所だけれど、そういうことじゃなくて自然の優しさに包まれたい。しかし僕は重度のインドア派だし近所に緑はないし遠くに行くと疲れる。どこでもドアでもないことにはリフレッシュもままならない。

…はい! そんな僕らのために開発されたのであろう素晴らしいサービスとスピーカーが登場しました! JVCケンウッドのライブ配信サービスとそれを聴くためのスピーカー“Forest Notes(フォレストノーツ)”です!

Forest Notes mini YG-FA2HV。ウェブ直販価格5万9,800円。寸法は136mm×136mm×136mm。CDを12枚ほど積み上げたのと同程度のサイズ。スピーカーに見えないでしょうがスピーカーです

Forest Notes YG-FA30HV。ウェブ直販価格31万5,000円!こちらの寸法は310mm×310mm×310mm。小型サブウーファーくらいのサイズ。スピーカーに見えないでしょうがスピーカーですってば

さっそくこの製品およびサービスについて説明していくと、これは「ネットワークサービスとそれに最適化されたハードウェアの組み合わせでユーザーに素晴らしい体験を提供するもの」なのだっ!

…と書くと最新デジタルな感じだが、このサービスとスピーカーが提供する体験は全然デジタルじゃない。「森に設置したマイクからの環境音をネットでライブ配信で提供することで、お部屋にリラックス感を生み出す」というのがこのサービス。ネット+森! これぞまさにインドア派のためのリフレッシュシステム!

「リラックス用の環境音」というだけなら、それこそ森の音だって何だって、ディスクにせよ配信にせよ色々なものがすでに売られている。しかし、これは「ライブ配信」というのが大きなポイントだ。まさにいま森で聴こえる音がリアルタイムで僕の部屋にも届けられるわけだ。録音のリピート再生とは臨場感がダンチ! のはず。

宮崎県と岐阜県の2カ所から森の息吹を届けてくれる

さて、サービスとスピーカーの基本的なところをチェックしていこう。まずは配信サービス。サイトはこちらだ→http://www.forestnotes.jp/

まずはこちらにアクセス!(http://www.forestnotes.jp/)。サービスの概要が記されていると同時に、サービスの利用(受信)もここから行う

サービスはユーザー側からしたらシンプルなもので、配信ページにウェブブラウザでアクセスして、そこからネット経由で森の音をリアルタイム受信する。PCの他、iPhoneとAndroidでの動作も確認されている。利用可能な動作環境の詳細はウェブページ(http://www.forestnotes.jp/service_device.html)にまとめられているので確認してみてほしい。

配信にはふたつのプランが用意されている。320kbps配信の高音質プラン(月額980円)と128kbps配信の標準プラン(月額490円)だ。後者はお試しという位置付けになっている。なおこのサービスはForest Notesスピーカーを購入せずとも利用可能である。ここもポイントだ。

iPhoneのSafari(ウェブブラウザ)から配信ページにアクセス。後述するが当然だが諸塚村と飛騨高山とでは聞こえてくる音が違う

再生を続けるにはブラウザでこのページを開きっぱなしにしておく必要があるが、もちろん画面をスリープさせたりしても問題ない

そして肝心のマイクの設置場所だが、宮崎県東臼杵郡諸塚村と岐阜県高山市の二カ所に設置されており、どちらかを任意に選んで受信できる。チャンネルはいつでも切り替え可能だ。どちらからどのような音が聴こえてくるのかは、後ほど話していく。

「スピーカーに見えないスピーカー」の秘密を探る

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ

関連記事