【レビュー】パナソニック初の“全録”レコーダー「DMR-BXT3000」を試す

■「チャンネル録画」の再生には様々な検索手段を用意

「チャンネルまるごと録画」で録画した番組を探すには、「チャンネル録画一覧」から選び出す以外にもいくつかの検索方法が用意されている。「スタート」のメニューから呼び出せる「最新ニュース」「最新天気予報」は、最新のニュースや天気予報をすぐに視聴でき、操作のショートカットとして役立つ。

「あなたへのおすすめ番組」は、ユーザーの録画傾向を学習するおすすめ機能だ。「お気に入り」では、自分でキーワード、ジャンルを登録しての検索ができる。「気になる番組」は、Twitterのつぶやきなどから自動登録の条件を反映してくれる機能で、「みんなのおすすめ番組」はDIGA向けの遠隔録画予約サービス「ディモーラ」の録画ランキングから人気番組をレコメンドしてくれる。

BXT3000の検索機能の中で最も使う機会が多いのは「お気に入り」だ。キーワード、ジャンルを予め登録しておけば、「チャンネル録画」による全番組の番組名/番組情報から対象の番組を検索して、リストアップしてくれる。「お気に入り」は、「チャンネル録画」の画面からボタンひとつで登録でき、気になる条件を次々と登録しておくと使い勝手が向上する。検索結果から「シーン一覧」までを表示できる連動性も優秀だ。

ちなみに、リモコンに用意されている「検索」ボタンを押すことで、「スマート検索」として単体で検索キーワードを設定して絞り込むことが可能だ。またインターネットに接続しておくと、フリーワード欄に自動取得した注目キーワード「旬のキーワード」を並べてくれるのは、今までのDIGAシリーズにはない便利な機能だ。

もう一つ、検索に近い機能として「似たものおすすめ」機能もある。これは「チャンネル録画」した番組を再生中にリモコンの「おすすめ」ボタンを押すと表示できるもので、ジャンルやキーワードから「似た番組」を自動で検索できる。なお、他の番組内容をシーンから検索する機能もあるのだが、2月初旬に検証した時点では上手く表示できなかった。