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USB&SDでストレージ増設も可

iPhone/Android対応の“パーソナルクラウド” 「Pogoplug Mobile」を試す

公開日 2012/02/10 14:39 Phile-web編集部:山本 敦
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Googleの製品群、アップルのiCloud、あるいは個別のプロバイダーが提供するものなど、クラウドサービスやアプリが手軽に利用できるようになってきた。

中でもスマートフォンの普及に伴い、スマホでも使いやすいクラウドサービスにも注目が集まっている。今回はソフトバンクBBが「Softbank SELECTION」ブランドから発売した、Coloud Engine社の「Pogoplug Mobile」(関連ニュース)をテスト。手持ちのストレージをクラウド化し、どこからでもアクセスできる“パーソナルクラウド”を謳う本機の使い勝手を検証してみた。

本体の設置はガイダンス通りに手早く完了

まずは本体機器のセットアップから。ウェブ上にはアクティベーションサイト(http://my.pogoplug.com/ja/activate)が用意されており、アクセスした後、ガイダンスに従って順番通り機器のネットワーク接続、外部ストレージの用意、アカウント設定などを行う。

本体の設置はかんたん。自宅のルーターにハブ機能があれば、空いているポートに本体をLANケーブルで接続だけでOKだ。

「Pogoplug Mobile」の本体

背面にはUSB/LAN端子を搭載


SDカードスロットは側面に設ける

USBメモリーを装着したところ


正常稼働中はフロントパネルのアクセスランプが緑色に点灯する


本体にはUSB端子とSDメモリーカードスロットが搭載されており、ユーザーが用意した、任意の容量のUSB-HDDやSDメモリーカードなどをストレージとして使うことができる。

これとは別に、Coloud Engine社もオンラインストレージを提供。最大100GBを月額900円で利用できる。現在同社では13年の3月31日以前に「Pogoplug Mobile」を購入し、アクティベートしたユーザーを対象に、20GBのオンラインストレージを1年間無料で使えるサービスを実施している。早速申し込んでみたところ、アクティベートした初日は使えた20GBのストレージが、2日目から利用できなくなってしまった。取りあえず、常時無料の5GBのオンラインストレージとUSBメモリーを併用し、テストを進める。

オンラインストレージは無料/有料のものを用意する

20GBの無料ストレージサービスを実施中

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