HOME > レビュー > 一条真人が太鼓判、今が「買い得」のシャープ“AQUOS”DR3/DZ3ライン

高画質+録画機能+手頃な価格

一条真人が太鼓判、今が「買い得」のシャープ“AQUOS”DR3/DZ3ライン

公開日 2010/11/18 11:00 一条真人
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■良好なコントラストや発色で、なおかつナチュラルな画質

画質についても好印象だ。LEDバックライト+UV²Aパネルの恩恵も大きいのだろうが、映像の動きボヤケを抑える「LEDスキャン倍速」(40DR3のみ)、独自の映像処理エンジン「高画質マスターエンジン」(40DR3のみ)、視聴環境やコンテンツの内容、ユーザーの好みの応じて画質を自動調整する「好画質センサー」なども備え、機器トータルで画質の最適化を図っている。

テレビ番組視聴ではコントラストが高く、発色も良く、なおかつナチュラルな画質に感心させられる。ブルーレイの視聴では、素直な画質の方向性はそのままに、より映像全体が引き締まり、コントラスト感がさらに高まる。

シャープではブルーレイ再生時のシネマコントラスト比が500万対1と謳っているが、実際の映像を見ても、たしかに高いコントラスト比が実感できる。デジタル的に無理にコントラストを引き上げた不自然な映像ではなく、映像素材の本来持っている美しさを引き出した自然な映像だ。

長時間録画の画質もチェックしてみた。AVCの8.5倍では、ややエッジのノイズが目立ったり、コントラストが低下して映像がやや平板に見える印象。動きのある映像ではブロックノイズもかなり発生する。とは言え、ここまで低ビットレートだと、ノイズが出るのはある程度仕方がない。あまり画質を優先しない番組を録る際に、より長時間の録画が行えるのはありがたい。

5倍モードではエッジノイズもあまり目立たなくなり、コントラスト感も向上する。このレベルであれば、動きの多いスポーツなどでなければ、ある程度常用できる印象だ。激しい動きがあることがあらかじめわかっているなら、3倍以上を使うといいだろう。

ここで、ディスプレイとレコーダーを一体化したことによる、画質面のメリットも紹介しておきたい。通常、テレビとレコーダーは別々なので、お互いにどのような機器が接続されるかわからない。だから必然的に相性の良し悪しというものが存在する。これに対して一体型では、メーカー側がレコーダーとテレビ全体を一つのシステムとして扱えるので、画質を最適化できる。言わば、レコーダーとテレビが、お互いの顔が見えている状態なのだ。これにより高画質化が図れることはお分かり頂けるだろう。

視聴環境やコンテンツ分析、また好みを反映する機能により画質を最適化する

■低音も力強い内蔵スピーカー。画質・音質設定も充実

音質に関しては、クリアな音質で低音も力強く、ブルーレイなどのマルチチャンネルソースの仮想サラウンド効果も高い。一般ユーザーが映画などを楽しむには十分だろう。

さて、画質・音質設定で気が利いていると思ったのが「お好み画質・音質設定」。スポーツ、ビデオ、フィルムの3種類の映像において、それぞれ3パターンのなかから好みの映像傾向を選択しておけば、視聴時に自動的に映像の種類を検知して映像を自動調整する機能だ。

「お好み画質設定」画面。好みの映像を選択していくだけでユーザーの好みを学習してくれる

また、お好み音声設定では中音、高音・低音を5レベルから選択して設定できるため、低音を効かせたいとか、人の声がよく聞こえるようにしたいなどの設定が非常に簡単に行える。

「お好み音質設定」画面

低音や高音など、帯域ごとに好みを反映できる

このような設定は一般ユーザーにとっては面倒なので、簡単に設定できるようにした配慮は高く評価できる。

■DLNAやネットワークサービス、USB連携機能も搭載

ネットワーク機能ではDLNAクライアント機能に対応。そのほかネットサービス機能ではAQUOS.jpやYahoo! JAPAN for AQUOS、アクトビラビデオ・フル、ひかりTVなどが利用できる。

ネットワーク機能も充実

ほかにUSB端子も備え、USBメモリー内などの静止画・音楽再生が可能なほか、USB端子に別売りのWi-Fiアダプターをつなげれば無線LANにも対応する。

なお、HDMI端子は3系統。本機の場合、レコーダー機能を内蔵しているので、別途レコーダーを接続するという方は少ないだろう。必要にして十分な拡張性を備えていると言える。

背面と側面の端子部。USB端子のほか、HDMI端子は3系統を装備している

■DR3ラインはこんな方にオススメ

テレビとブルーレイレコーダーを別々に設置する通常の方法に比べ、本体にレコーダー機能を搭載してしまったDR3ラインは、きわめて省スペースな設置が可能だ。当たり前だが、ブルーレイプレーヤーやDVDプレーヤー機能も内蔵しているため、プレーヤーを置くスペースも考えなくていい。

また、そもそもAV機器のケーブルの接続方法がよくわからないという方もいるだろう。はじめから「全部入り」であれば、ケーブルを接続する必要がないので、その心配も不要だ。

ディスプレイとレコーダーを一体化したことで、画質面でのメリットも大きいことは既に紹介した。自分好みに画質や音質を設定したいのであれば、前述のお好み設定でごく手軽にチューニングすることができる。

1台にHDD+ブルーレイレコーダー機能を内蔵したDR3ラインは、省スペースかつ手軽に、高画質なテレビ+録画環境を手に入れたい人にベストマッチな製品だ。

次ページスタンダードLEDモデル、DZ3ライン

前へ 1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: