HOME > ニュース > DJI、シームレスな360°パン回転&簡単ローアングル撮影のスマホ用ジンバル「Osmo Mobile 8」

Apple DockKit対応

DJI、シームレスな360°パン回転&簡単ローアングル撮影のスマホ用ジンバル「Osmo Mobile 8」

公開日 2025/11/06 13:00 編集部:太田良司
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

DJIは、スマートフォン用の3軸ジンバル「Osmo Mobile 8」を発売した。DJIストアでの価格は18,480円。各種周辺機器も用意され、DJI OM多機能モジュールとアクセサリーがバンドルされたDJI OM 8トラッキングキットが6,600円、Osmo Mobile 8にワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」がセットになったVlogコンボは23,760円(いずれも税込)。

「Osmo Mobile 8」

Osmo Mobile 8は、同社スマホ用ジンバルのフラグシップモデル。スムーズな360°のパン軸無制限回転とローアングル撮影に最適化したグリップを備え、「大切な人を常にフレームに捉えるネイティブトラッキングを楽しむことができる」とアピールする。

別売の「DJI OM 多機能モジュール」を組み合わせることで、人物/猫/犬の被写体トラッキング、音声収録、補助光を組み合わせて、簡単にクリエイティブな作品ができると説明する。補助光は明るさ8段階・色温度8段階をサイドホイールで直感的に調整できる。

対応するiPhoneをジンバルハンドルのNFCエリアへタップするだけでBluetoothペアリングが完了するApple DockKitに対応。磁気クイックリリース機構と組み合わせ、即座に撮影を開始することができる。トリガー操作や手のひら/Vサインなどのジェスチャー認識にも対応する。

手のひら/Vサインなどのジェスチャー認識に対応

無線はBluetooth 5.3を搭載し、DJI Mimoアプリに対応。多機能モジュールはGFSK方式で、伝送レート2Mbps、動作周波数2.4000 - 2.4835GHz、EIRPは16dBm未満。Bluetoothも同周波数帯でEIRPは16dBm未満としている。

手振れ補正技術「ActiveTrack 7.0」を搭載し、ズームや遮蔽物、激しい動きでも被写体を捉え続けるという。複数人間でのフォーカス切替や広角・望遠を同時活用する「デュアルレンズブースト」にも対応(同機能はiPhone 13 Pro/13 Pro Max以降のPro/Pro Maxモデル限定)。フロント/リアカメラの瞬時切替もトリガー3回押しで行える。

DJI Mimoアプリ内の「ActiveTrack 7.0」

撮影機能は、タイムラプス/モーションラプス/ハイパーラプス/パノラマ/DynamicZoom/ショットガイド/ワンタッチ編集などを用意。ジンバルモードはPTF/FPV/PF/スピンショットを搭載し、ロー/ハイアングルの切替もスムーズに行えるという。

対応スマートフォンは、質量170〜300g、厚さ6.9〜10mm、幅67〜84mm。USB-Cポートを装備しており、スマートフォンの充電にも対応する。Lightning端子のスマートフォンでは、録音/給電用のUSB-C - Lightningケーブルが別途必要となる。

スマートフォンの充電に対応する

駆動時間は約10時間(※追加アクセサリーなし、水平に静置してバランスがとれた状態)。多機能モジュールのインテリジェントトラッキング機能が有効で、フィルライトがオフの場合は約5時間、フィルライトが最大輝度に設定されている場合は約4時間。充電時間は約2.5時間。

外形寸法は、展開時が107W×96H×288Dmm、折りたたみ時が95W×46H×190Dmm。質量はジンバル+内蔵三脚+磁気スマートフォンクランプ+多機能モジュールで約370g。底面にカメラ用1/4インチネジを備える。内蔵三脚の長さは67mmで、内蔵延長ロッドは最大215mmまで伸長する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック